2025.08.10 公開
髙木悠未、思い出の地で笑いと涙の卒業公演、LinQのセンターから福岡のセンターへ

LinQ・髙木悠未の卒業ツアー「YOU~END~ME」(※提供画像)  画像 1/7

LinQ髙木悠未の卒業ツアー「YOU~END~ME」の最終公演が9日、地元・福岡で行われ、14年にわたるアイドル人生に幕を下ろした。

【写真】「YOU~END~ME」の最終公演が9日、地元・福岡で行われ、14年にわたるアイドル人生に幕を下ろしたLinQ・髙木悠未(7枚)



2011年4月のLinQ結成と同時に一期生としてデビューした髙木。この日までの5229日間で立ったステージは実に延べ2202回。一年前の卒業発表からも全国を駆け巡った彼女が最後に選んだステージは、結成当時から毎週末延べ1000回以上の定期公演を行っていて、髙木としては今回で通算652回目となる福岡の中心部にある天神ベストホール(当時)こと、ベスト電器天神eホール(数字は全て事務所調べ)。そんなLinQ、そして髙木悠未自身にとって思い出の場所での開催とあってチケットは即完売。会場は開演前から、卒業公演の淋しさを上回る熱気に包まれていた。


天井からのスポットライトに一人、照らされたセンターの髙木がゆっくり腕を上げ、出だしから一気に盛り上げる初期の代表曲「シアワセのエナジー」から始まったライブは、4月に発売された最新アルバム「TO YOU~LinQ 第五楽章~」に収録されている「FANTASTIC WORLD」、髙木作詞の「おべんとう」、そして同アルバムのリードトラック「TO YOU〜にゅーあらいばるはーと♡〜」と、通称令和LinQらしさ全開のパフォーマンスを見せつけた。

この日の特別衣装に身を包んだ髙木は、卒業公演にこの地を選んだ理由にLinQとして1000回以上公演を重ね、またLinQとしてではなくIQプロジェクト研究生やLinQ KIDSとしてステージに立ったメンバーがいるなど、現メンバー、そしてファンにとっても思い出の場所と説明。「いろんなユニット曲をどうぞ」と髙木の曲紹介に続いてQty曲「telephone」「LaLaLa -Qty version-」、Lady曲「My Letter」「No Lady,No Life」を披露、LadyとQtyの曲を織り交ぜる、当時のベストホールの定期公演を彷彿とさせる構成で新旧のファンを楽しませた。

髙木悠未、思い出の地で笑いと涙の卒業公演、LinQのセンターから福岡のセンターへLinQ・髙木悠未の卒業ツアー「YOU~END~ME」(※提供画像)  画像 2/7

続く「カラフルデイズ」の後で髙木と海月らなが二人きりになると、ここで髙木へのサプライズとして家族からの手紙を海月が代読。特に、モーニング娘。の9期生オーディションの最終審査を通過できず、それがきっかけで東京ではなく福岡でオーディションを受けてLinQに入った過程、そしてその後の活躍と苦労を目の当たりにしてきた母からの手紙には、時折涙も見せるなど、髙木も感無量の面持ちだった。

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