2025.08.10 公開
【ライブレポート】超特急・全国4都市8公演にのぼるツアーのファイナル公演をグループ史上最大キャパシティとなるさいたまスーパーアリーナスタジアムモードで開催!

超特急『EVE』(C)米山三郎・笹森健一  画像 1/6

9人組メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が、今年6月より全国4都市8公演にのぼるアリーナツアー『EVE』のファイナルを8月7・8日にさいたまスーパーアリーナで開催した。グループ史上最大キャパシティとなった会場には2日間で6万人の8号車(超特急ファンの呼称)が詰めかけ、メドレーやユニットパフォーマンスも交えながら、全35曲(8月8日は36曲)約3時間に及ぶフルボリュームの多彩すぎるステージで『EVE』というワードが彷彿させるお祭り騒ぎを展開した。

【写真】『EVE』のファイナルを8月7・8日にさいたまスーパーアリーナで開催した超特急(6枚)


【以下ライブレポート】

今年6月より全国4都市8公演にのぼるアリーナツアー『EVE』を行っていたダンス&ボーカルグループの超特急が、そのツアーファイナルを8月7・8日にさいたまスーパーアリーナで開催した。2018年にも同会場でワンマンライブを行っている彼らだが、スタジアムモードでの開催は今回が初。おまけに千秋楽の8月8日は毎年ファンである8号車の日としてライブを行っている記念日だけあり、グループ史上最大キャパシティとなった会場には2日間で6万人の8号車(超特急ファンの呼称)が詰めかけた。メドレーやユニットパフォーマンスも交えながら、結成当初の曲からオリコンチャートで1位を獲得した最新EP『Why don’t you 超特急?』の収録曲まで、全35曲(8月8日は36曲)約3時間に及ぶフルボリュームの多彩すぎるステージで『EVE』というワードが彷彿させるお祭り騒ぎを展開。また、総合演出を務めるユーキの構想のもと『EVE』という言葉の語源にある生きるという意味合いから、超特急の生き様と、何度倒れても立ち上がり、生まれ変わる不屈の精神を「あきらめなければ夢は必ず叶う!」と叩きつけ、総動員数10万人にのぼるツアーを締めくくった。

【ライブレポート】超特急・全国4都市8公演にのぼるツアーのファイナル公演をグループ史上最大キャパシティとなるさいたまスーパーアリーナスタジアムモードで開催!超特急『EVE』(C)米山三郎・笹森健一  画像 2/6

これまで超特急が立ってきたアリーナ会場とは明らかに規模の異なるホール空間に、見渡すかぎりペンライトの光が灯るなか、客電が落ちると黒衣をまとって風、砂漠、雨、海、大地、雷、森といった大自然にたたずむメンバー1人ひとりをフィーチャーしたオープニング映像が流れる。そして画面上に全員が並び立ち、こちらに向かって歩いてくると、ステージ上でリフトアップしていく台形LEDの中から9人が現れ、新曲「EVE」で壮大にライブを幕開けた。巨大LED に映し出されるデコラティブなモチーフを背に贈られるリリックとダンスは、これまでの歩みと今の想いを表したもの。夢見た色と違ってもいい、どこまで行けるかわからなくても駆け出していこう、喜びの花を咲かせようと、ダンサー7人はスケール感たっぷりに力強く踊り、タカシ&シューヤは天へと突き抜けるようなボーカルは願いを込めて歌い上げていく。ツアータイトルである『EVE』の語源となったヘブライ語には生きるという意味があり、つまり、この曲で咲き誇れと祈りを込めて歌われる希望のEVEとは希望に満ちた命であり、人生そのもの。ブレイクで水滴を落としたような音とマサヒロの仕草が入るのも、水とは命の源だからなのだろう。

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