『フィロソフィーのダンス10th Anniversary Premium Live ~We Are Funky Diamonds~』が8月6日(水)新代田のLIVE HOUSE FEVERにておこわなれた。
10周年のメモリアルライブのレポートが到着!
奥津マリリ、佐藤まりあ、日向ハル、木葭のの、香山ななこの5人からなるアイドルグループ・フィロソフィーのダンスが結成10周年の記念日である8月6日(水)に東京・新代田のLIVE HOUSE FEVERでワンマンライブ「フィロソフィーのダンス 10th Anniversary Premium LIVE ~We are Funky Diamonds~」を開催した。チケットはソールドアウトしており、Stagecrowdでの独占生配信も行われた。
LIVE HOUSE FEVERは2015年8月6日にグループがお披露目ライブを行った始まりの場所。10年という時を経てフィロソフィーのダンスがLIVE HOUSE FEVERのステージに帰ってくる特別なライブとなっており、会場には超満員となる大勢のファンが詰めかけ、フロアは開演前から熱気と興奮で溢れかえっていた。
開演時間になると、盛大なクラップに迎えられたフィロソフィーのダンスがステージに姿を見せた。結成10周年、メジャーデビュー5周年、新体制3周年のトリプルアニバーサリーイヤーの幕開けを飾った9枚目のシングル「ラブ・ミー・モア」で勢いよくライブの口火を切ると、木葭が「新代田、始まったぞ!踊る準備はできてるか?」と観客に呼びかけ、インディーズ時代の代表曲の1つである「イッツ・マイ・ターン」ではキレのあるターンとジャンプを見せ、5人体制となってから初のシングル「熱風は流転する」ではメンバーそれぞれが繰り出すバトル風のポーズや香山の余裕のある<油断してたでしょ>というセリフに大きな歓声が上がった。
最初のMCで、この日、結成10周年を迎えたことを報告すると、観客からは「おめでとう」という声が飛び交い、温かい拍手が送られた。奥津が「10年前から出会ってくれてる人も、いつ出会ってくれた方も全員幸せにします」と約束した後、佐藤の「10年前のこの日、この場所で、私たちは始まりました」という言葉を経て、インディーズデビュー曲「プラトニック・パーティー」からは2015年〜2019年のインディーズ時代を集約したメドレーコーナーに突入。奥津が「この最高のカッティングが聞こえてきたら、踊るしかないでしょう」と観客の高揚感を引き上げた「すききらいアンチノミー」ではダックダンスを踊り、「アイドル・フィロソフィー」でクラップと合唱で心地よい一体感をもたらすと、観客が拳を上げて盛り上がった「アイム・アフター・タイム」ではランニングマンも披露。<ファンク、ソウル、ディスコのグルーブに哲学のエッセンスを感じる歌詞を載せ、コミカルで個性的なダンスを踊るアイドルグループ>という彼女たちのイメージを決定づけた楽曲を続けた後、「ジャスト・メモリーズ」では日向のソウルフルなヴォーカルにメンバー4人がコーラス隊としてハーモニーを重ね、楽曲の後半では日向と奥津が向き合って熱唱。日向の「懐かしい曲をたくさんやりましたね。次は5人で魂を1つにして届けたい」という言葉に導かれた名バラード「シスター」ではメンバーが横並びになって丁寧に歌い継ぎ、それぞれのシンガーとしての歌声の魅力がはっきりと伝わってくるステージングとなっていた。