FRUITS ZIPPERがデビュー3周年を記念したライブ『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』を8月2日(土)、3日(日)の2日間にわたり埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催した。
【写真】東京ドーム公演を発表したFRUITS ZIPPER(8枚)
アソビシステムによる日本のアイドル文化を世界へ発信するプロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループ FRUITS ZIPPER。今回のライブは5月から行われた神戸ワールド記念ホールとさいたまスーパーアリーナでの3周年ライブの追加公演で、前回のさいたまスーパーアリーナ公演からさらに規模を拡大したスタジアムモードで開催。チケットは両日完売し、2日間で述べ5万人のふるっぱー(FRUITS ZIPPERファン)が会場に集まった。
FRUITS ZIPPER(PHOTO:ヨシモリユウナ、高田梓、ハタサトシ) 画像 2/8
満員のさいたまスーパーアリーナはライブ開始前から熱気にあふれており、FRUITS ZIPPERの3周年をお祝いしようとメンバーの登場をまだかまだかとファンたちが待っていた。なお、今回のライブは、メンバーの月足天音が一定期間休養の為、出演見送りを事前に発表。しかしながら、会場には月足のメンバーカラーである赤のグッズを身につけたファンが数多く駆けつけていた。
BGMが会場に鳴り響き、無数のペンライトが白く輝くと、客席からは歓声が響き渡る。オープニング映像では荒廃した世界が映し出され、この世界を救う運命の戦士たちを探す猫じっぺぇが登場。KAWAII戦士たちを呼び起こすための呪文「ますかるのゆあ ふるふるる」をファンたちと一緒に叫ぶ。その声に呼応するようにメンバーたちが巨大な魔法のコンパクトミラーから次々と現れる。6人のメンバーたちがステージに上がると、最後には月足天音の名前も呼ばれる。メンバーたちを支えるエンジンとして彼女の存在は欠かせない。ステージ上に姿は見えなくても、そこには7人のFRUITS ZIPPERが確かにいた。
ライブは人気曲「かがみ」からスタート。キラキラのマントを纏った衣装で登場したメンバーたちだが「ますかるのゆあ ふるふるる」という魔法のフレーズをパフォーマンス中に歌うと、新衣装へと変身する。アニメのような驚きの演出で、いきなりステージの盛り上がりは最高潮に。「さいたまスーパーアリーナ、盛り上がっていきましょう!」という仲川瑠夏の合図とともに、「NEW KAWAII」「うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!」と畳み掛けた。