ゴリエを送り出した後に、小川桜花が「この曲は体力的に1回しか踊れないんです!1回踊るたびにぶっ倒れるので、倒れても無視してね!」と声をかけ、全員で気合いを入れる円陣を組み、新曲『LET ME DANCE』を初披露。たしかに、過去最高難易度といっても過言ではないほどの、強いビートに乗った激しいダンスは見ている側も息をのむほど。パフォーマンスの強弱がより世界観を作り込み、中毒性を持つサビのシャッフルダンスや、ラストに全員が赤い光を浴びて振り返った時、会場はものすごい歓声が上がった。
そして、MBSドラマ特区『世界で一番早い春』のオープニング主題歌『さくら、届け』では表現力豊かでドラマティックな歌声が会場に響き渡った。ちなみに、この新曲3曲が収録されるNew EPが発売されることも発表され、会場は喜びで大きな歓声が上がった。
その後、メドレーを歌いながら客席に降り、ファンとの交流を楽しみながら、客席のなかに作られたステージに上がり、より近くでパフォーマンス。鶴屋美咲と小川桜花がハートをつくったりと温かい空気が溢れていた。「ダイジョウブ」では歌詞にあるように、彼女たちがいるから大丈夫だと、また明日から頑張れるとそんな勇気と元気をもらえるようなステージだった。
『Girls² LIVE TOUR 2025 -ガルガルエイト -6th Anniversary Party』(C)高田梓, 河村美貴, ヨシモリユウナ 画像 6/6
最後のメッセージでは、それぞれがメンバーやこの6年の間に関わってくれたスタッフ、ファンの人達への感謝の気持ちを表現し、ツアーが終わる寂しさを感じながら、増田來亜は「今日来てくれた人は、これからもGirls²のことを好きでいてくれたら嬉しいです!」と話し、山口綺羅は「これからも皆さんの人生を色づけられる存在で居たいと思います」と決意表明。菱田未渚美は、「ツアーを通して、Girls²が最高で最強だなと思えました。まだまだ叶えたい夢がたくさんあるので、引き続き応援よろしくお願いします!」と話した。このライブでも多くのサプライズを仕掛けたGirls²だが、鶴屋美咲は「7年目も私たちらしく、みなさんにビックリしていただけるような挑戦、努力をしてもっと輝いて、笑顔を届けていきたいと思います」と話し、最後の曲『LETTERS』を6年の感謝を込めるかのように丁寧に歌い上げた。
