鈴木愛理が6月7日KT Zepp Yokohamaでソロツアー「鈴木愛理 LIVE 2025 Oops!」をスタートさせた。°C-ute解散後8年目で初めて一本のコンセプトを掲げたライブとなり、会場には多方面で活躍する彼女の現在地を確かめようとファンが集結した。
オープニングはツアータイトル曲Oops!で幕開け。ミュージックビデオ公開直後の新曲をカメラ撮影可で披露し、スタイリッシュなダンスとグルーヴィーなバンドサウンドで一気に客席を巻き込んだ。

MCではツアーの核となる思いを告白。
「ミュージカル『SIX』で海外の方と仕事をする中で、自分のことをもっと愛していいんだと思えた。私が挫けそうなときもみんながキラキラして前に進めた。このライブを受け取って自分最強って帰ってもらえたらうれしい」
と語り、大きな拍手が起こった。
中盤にはゲーム『メメントモリ』のキャラクターソングRubyや未発表曲、さらに°C-ute時代のナンバーを交え、多彩な声色とダンスでステージを彩った。バンドとダンサーとの息の合ったパフォーマンスで、会場のコール&レスポンスも最高潮に達した。

終演後のインタビューで鈴木は次のように意気込みを語った。
「ミュージカルで歌って踊る自分を取り戻し、久しぶりにツアーをするのでみなさんがどう受け取るか楽しみ。頑張ります」
新曲Oops!については
「今の私という内容。過去を背負いながら前へ進む気持ちを茶目っ気も交えて書いた。好きなものを詰め込んだ作品ができた」
と明かした。
ツアーは全国7都市を巡り、7月29日のZepp DiverCityでファイナルを迎える。途中の7月12日には初の海外単独公演「鈴木愛理 LIVE 2025 in 上海 我愛理♡...Oops!」も開催。配信中の10thデジタルシングルOops!とともに、国内外へ歩みを広げる。
