2025.06.04 公開
「NMIXX FAN CONCERT NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB」(C)TAKAHASHI AARU 画像 7/8
ミディアムテンポの「Love Is Lonely」(ラブ イズ ロンリー)では、雲海が広がる美しいCGを背に、天使の歌声のような美しいハーモニーで多幸感で会場を包む。続く「Moving On」(ムービング オン)ではサインボールを客席に投げ、最後にはメンバー同士で抱き合って絶叫が起こる中ステージを締めた。
スポーティでクールな肌見せのあるストリートファッションに着替え、「占(TANK)」(タンク)、「Just Did It」(ジャスト ディド イット)、「SICKUHH」(シクー)、「BOOM」(ブーム)といったダンサブルなナンバーを畳みかけ、会場のボルテージを一気に引き上げた。
たっぷりの時間をとってのフォトタイムの後、本編の最終ブロックへ。怒号のような掛け声が起こる中、ジャジーに、スローに曲変化する「DASH」(ダッシュ)をクールにパフォーマンス。本編ラストの「See that?」(シー ザット)では、ダークなパートで不敵に笑い、希望に満ちたパートでは楽しそうに踊るという高い表現力で、会場の熱気は最高潮に。
鳴り止まぬアンコールに黒のツアーTシャツに白のミニスカートというテニスルック風衣装に、最終日にはなんと背中に羽をつけた妖精スタイルで登場。「Kiss」(キス)、「Passionfruit」(パッションフルーツ)を歌いながらステージを下り、アリーナを回り、ファンに直接プレゼントを手渡したり、手を振ったり、投げキスを飛ばしたり……。目の前で歓喜するファンを見て、メンバーの瞳も潤んでいるように見えた。
「NMIXX FAN CONCERT NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB」(C)TAKAHASHI AARU 画像 8/8
さらに、ネイティブのような美しい日本語で、J-POPのカバーを透明感ある歌声で披露しファンを魅了した。
そして、ファンと一緒に記念撮影をする最中、ファンからのサプライズメッセージ動画がスクリーンに映し出され、さらにスローガンイベントも実施され、メンバーも感動を隠しきれない様子だった。
メンバーはそれぞれ感想を語り、「とても幸せ! みんな大好き~!」「もっと日本に来られるように頑張ります」「おばあちゃんになるまでいっしょにいてください」などと正直な想いを伝え、感動を共有した。
最後のパフォーマンスに、ファンと一緒にペンライトを振りながら「Break The Wall」(ブレーク ザ ウォール)、続けて「HOME」(ホーム)を「帰りたくない!」とサビを何度も何度も繰り返して披露。名残惜しそうに全ステージをまわって手を振りながら去り、ビジュアル、パフォーマンス力ともにK-POPガールグループ界トップクラスであることを再認識させ、日本のファンとの絆をいっそう深めるアンコール公演を締めくくった。
photo by TAKAHASHI AARU
text by Shigeki Nakamura
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