2025.05.20 公開
May’n、デビュー20周年記念ライブ開催!シェリル・ノームとともに歩んだ奇跡の2日間

May’n(※提供画像)  画像 1/9

「あっという間にラストの曲になりました!」と叫んだMay'n。本編最後に選んだのは、今日のタイトルにも深く関係している曲。「私がMay'n名義で最初に出した曲です。この曲を出した10代のとき以上に、いまは自分らしい曲だなって思っています。私は〈好きなこと全部 やろう〉って決めてます! これからもずっとずっと長く、歌っていきたいです! そんな想いを込めて最後に、この曲!」と届けたのはもちろん「May'n☆Space」。

May’nの想いがまっすぐに飛んでいき、会場全体に染み渡っていく。〈Lalalala〉のシンガロングパートでは、「聴かせて!」と客席に呼びかけながら、一階! 二階! そして今日はじめましての人も、さらに「関係者の人も!(笑)」と、フロアの隅々まで声を響かせていく。その声に応えるように、観客の歌声と手拍子が重なり合い、ひとつの空間がMay’n☆Spaceとして完成していったのだった。最後は大きくジャンプ。感謝を伝えて、一度ステージをあとにした。

熱烈な部長コールに応えて、カラフルなショートパンツに着替えて登場したMay'n……と、なんとその横には、May'nの同郷名古屋の先輩であるラッパー・SEAMOの姿が! そして、今年の夏アニメ『ぐらんぶる』Season 2のEDテーマ「裸でどつきあい feat.May’n」を弾けるように初披露。SEAMOとのタッグ作は「Fallin’ in or Not feat.SEAMO」(2006年9月27日リリース)以来実に19年ぶり。SEAMO曰く熱血全力全裸ソングであるこの曲を楽しく心を解放するような勢いで、観客を一気に常夏へと連れて行ってみせた。

「いち早くこの曲を届けたくて、(シークレットゲストとして)来てもらいました!」とMay’nが紹介すると、SEAMOが「ここにいる皆さんが、宇宙でいちばん最初にこの曲を聴いた人たちです!」と応える。実はSEAMO自身もデビュー20周年。「20周年、お互いおめでとうございます!」とメッセージを送り「皆さんも思っていると思うんだけど……19年も経つと、こんなに良い女になるんですよ!」と、デビュー前からMay’nを知る先輩としての愛あるコメントで会場を沸かせた。

続けて披露したのも、この日がライブ初披露となる「ONEBLUE.」。2025年度中日ドラゴンズ ヴィクトリーショーの使用曲で、May’nは「この曲が作れたのは、みんながいたから。この20年のライブがあったからこそ、書けた曲です! みんなからもらってるパワーを、今度は私がみんなに飛ばしたい」と言って笑顔を見せる。そして大きな声で「聴かせて!」と呼びかければそれに応えるように、シンガロングが会場全体に広がり、青い想いで一体となった。この青やイメージカラーについて語った、少し長めのMC。

「最近はカラフルな音楽を歌っていきたいという想いが自分の中にあるんです。だからカラフルなのがMay'nらしいなって思っているんだけど、あえて一色に選ぶとしたら青なのかなって。私自身が初めて作った曲も、BLUEというタイトルです。これは悲しい気持ちを表現したものでした。でもそこからいろいろな幸せな色に出会って、悲しいイメージだった青の印象が変わって。最高な青色の曲が作りたいって思うくらい、いろいろな青をライブで作ってきました。たくさんの曲がある中で、たくさんの未来がある中で、みんなのこと、大好きなライブのことを思いながら書いた曲がたくさんあります。今回With youというタイトルでライブを開催するにあたって、私は何を伝えたくてコンサートをしてきたのかなって考えたとき……ひとりじゃないよ、ってことが伝えたいんだなって改めて気づきました。ひとりぼっちじゃ、絶対にこんなに長く歌えていません。ひとりでも生きていけるかもしれないし、ひとりで歌うことも大好きだった。でも誰かといたり、誰かと歌ったりすることがこんなに楽しいことなんだって、ライブを通してみんなが教えてくれました。次はそんな想いを込めて」

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