2025.05.20 公開


この日は「May'n」ではなく「シェリル」の声が客席から上がっていたことも感慨深い。その声を聞きながら、改めて観客を見つめた最初のMC。
「シェリルの歌を担当しています、May'nです! 今回With youというタイトルで2日間コンサートを開催させていただきます。私自身がデビュー20周年を迎えます。その20年間、なによりも、ライブ、コンサートを大切にしながら歩んできました。自分自身のコンサートでもシェリル・ノームの歌を大切に歌わせていただいてきましたが、改めて今回20年のありがとうを伝えるコンサートにしたいなと思ったとき、もっともっと、シェリルの曲を今まで以上に届けたいと思い、-Sheryl On Stage-という1日を開催させていただくことになりました!」と経緯を説明。
そして「もしかしたら見切れ席だからあんまり見えないなって思ってる方もいらっしゃるかもしれません。でも、私は絶対に、あなたのところまで歌を届ける自信があります。私の姿から目を離さないでください。もし見えなかったとしても、エネルギーだけは必ずこっちに届けてください。私は誰ひとり、置いてきぼりにしないことを、ここで誓います。精一杯シェリルとして生き抜きます、よろしくおねがいします!」と力強く指切りし、「射手座☆午後九時Don't be late」へ。〈持ってけ〉でシンガロングが響く中、もうひとりのシェリル・遠藤綾(CV担当)が〈私の歌を聴けー!〉〈もっとー!〉〈ラストー!〉の声で観客をアジテート。May’nのボーカルがシームレスに遠藤の声を受け止め、まさにふたりでひとつのシェリル・ノームがそこに立っているような臨場感を生み出していく。
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