昨年末、育成グループから選抜された5人で結成された注目の新星「SEVENIC(セブニック)」が、5月14日に待望のデビューシングル『Turn it up』をリリース。リリースを皮切りに、各地で精力的にリリースイベントを開催し、SNSを中心に話題を呼びながら、日々ファンの輪を広げている。
そんな彼らが、5月17日(土)に東京・恵比寿のCraAtoでスペシャルミニライブを開催。会場は満員のファンで埋め尽くされ、SEVENICの今が詰まった濃密なステージとなった。
ライブはオープニングSEにのせてメンバーが登場すると、デビュー曲『Turn it up』で一気に熱量MAX。カラフルな照明がステージを彩る中、キレのあるダンスとエネルギッシュなパフォーマンスで観客を引き込んだ。続けて披露されたのは、事務所の先輩グループ・D☆DATEの人気曲『Hello Hello』。キラキラした笑顔とアイドルらしさ全開の姿で、また違った魅力を届けた。
MCパートでは、メンバーカラーを取り入れた自己紹介やコール&レスポンスの練習など、笑いの絶えないトークで会場を和ませる。そして、この日のために用意されたソロ・ユニットパフォーマンスへ。
トップバッターはショウとオオジュ。マイクスタンドを使いながら、GEMNのヒット曲『ファタール』を歌とダンスで魅せ、大人っぽい表情を見せた。続いて、ケンタとリョウが登場し、MIX音源に合わせた迫力満点のダンスパフォーマンスを披露。観客の目線を釘付けにした。ラストはリクが登場。「それでは聴いてください、青と夏」の一言に、客席から歓声が上がる。YouTubeでも公開中のMrs. GREEN APPLEのカバーを、ハイトーンで歌い上げ、彼の表現力の高さを印象づけた。
終盤には、初披露となる恋愛ソング『Once again』をクールにパフォーマンス。しっとりとした雰囲気で会場を包み込み、感情を込めた歌声にファンもうっとり。
最後のMCでは、デビュー曲『Turn it up』のMV撮影秘話が語られる…と思いきや、話題はまさかの撮影現場までの車移動のエピソードに集中。ショウは「隣に座ったリクがずっと喋ってきて、全然寝られなかった(笑)」と暴露し、リクは苦笑い。さらに、オオジュが帰りの車で降りるメンバーに向かって、突然「誕生日おめでとう!」と外に向かって叫ぶという悪戯の話。「え、この人今日誕生日なの?」と周囲の人に思わせるという、メンバー愛(?)あふれるエピソードに、会場も大爆笑となった。
そして再び『Turn it up』でライブはフィナーレへ。2度目の披露となるこの楽曲では、ファンの「SEVENICコール」やサビの掛け声も完璧にキマり、会場の熱気は最高潮に。まさにアガる一曲で、ライブを締めくくった。
デビュー曲『Turn it up』は、「ターンイットアップ(アガれ!)」のフレーズが印象的なぶちかまし系のアッパーチューン。楽曲は数々のヒットを生み出してきた久下真音氏による書き下ろしで、まさにSEVENICのためのデビュー曲と言える1曲に仕上がっている。
新たなスタートを切ったSEVENIC。その勢いと可能性は、まだまだ加速しそうだ。彼らのこれからの活動から、目が離せない。
