2025.04.20 公開
前回の47都道府県ツアーではチェッカーズ、ソロ、F-BLOODとそれぞれのキャリア毎に曲を集めて演奏していた。今回は全体を5つのブロックに分けて構成。各ブロックごとに、チェッカーズの曲を演ったら次はF-BLOODといった具合に、キャリアはシャッフル。それゆえ、ファンにとっても、次に何を演るかが想像できないだけにワクワク感は増す。『次は青春コーナー!みんな10代の頃に戻って聴いて下さい!』や『ここからは、しっとりとラブソングを聴いて頂きます!』と各ブロックに入る前に、フミヤから丁寧な説明も入るので、オーディエンスも安心だ。

演奏はバンドマスター、大島賢治(ドラム)の元に結集した気鋭のメンバーが本ツアーでもサポートを固める。大島は2015年に配信リリースされたシングル「友よ(2015)」のプロデュースを機に2016年のツアーから参加。以来、フミヤのツアーには欠かせないミュージシャンだ。大島の刻む重いビートを、山田Anthonyサトシのベースがしっかり支える。ファンにとっても大島の存在は大きく、フミヤ/大島の共作曲「WE ARE ミーハー(2019)」が演奏されると大きな拍手が沸き起こったぐらい。

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