1999年12月23日、東京ドームで開催されたLUNA SEAとGLAYによる伝説のライブイベント『The Millennium Eve』。
2025年2月22日、約25年の時を経て『The Millennium Eve 2025』として再び蘇った。会場も25年前と同じく東京ドームの地での開催だ。
【写真】25年ぶり東京ドームで開催されたLUNA SEAとGLAYによる伝説の対バンライブ(17枚)
先攻は、LUNA SEAの後輩バンドであるGLAY。
GLAYのメンバーによるムービーが流れ、TERUが「東京ドーム!」と叫ぶ。
HISASHIの青いTALBOから音が聴こえると、Buddy(GLAYのファンの呼称)から歓声が上がる。
伝説の幕開けを飾る曲は、誰も予想していなかったであろう『WET DREAM』だ。
炎の特効にBuddyたちは拳を突き上げ、GLAYの勢いにSLAVE(LUNA SEAのファンの呼称)を巻き込んでいく。
GLAY<The Millennium Eve 2025>(photo by 田辺 佳子) 画像 2/17
GLAY<The Millennium Eve 2025>(photo by 加藤 千絵) 画像 3/17
「25年の時を経て、ここに帰ってきたぞ!東京ドーム!!暴れていこうじゃないか!準備はいいかー!!」のかけ声で『サバイバル』『口唇』と間髪入れず続き、ラストのサビはTERUとオーディエンスで歌唱。会場が一つになる。
「今夜はLUNA SEAとGLAYにしかできないMillenniumにしましょう。GLAYにとって、とても大切な曲をみなさんに届けます。聴いてください。」そう伝えるとロースモークが広がり、メンバーの故郷である函館の雪景色を彷彿とさせるステージに。
『pure soul』『HOWEVER』と叙情的で壮大なバラード曲の流れで、GLAYの表現力の高さに圧倒されながら聴き入る。
GLAY<The Millennium Eve 2025>(photo by 田辺 佳子) 画像 4/17
GLAY<The Millennium Eve 2025>(photo by 横山 マサト) 画像 5/17
GLAY<The Millennium Eve 2025>(photo by 上溝 恭香) 画像 6/17
ライトが赤く光りTAKUROのギターが響き渡ると、客席からはこの曲を待ち望んでいたファンからの歓声が上がる。
TERUの「行くぞー!」の声で『月に祈る』が始まる。
LUNA SEAとの対バンならではの選曲だ。
スクリーンには月(LUNA)が映し出され、ファンのライトは赤から海(SEA)を表しているような水色へと交互に変わる。
