続く渡邉廉、小波津志、WEESAによるボーカルユニット曲「Rocket (Take You Higher)」では「この曲を知っていたら一緒に歌ってください」と英語で呼びかけるなど、多言語を用いてMCを進めていく。
また、突如ドロップされたビートでサイファーを行うラップユニット曲「Psyfe Cypher」（剣、中西椋雅、JIMMY、半田龍臣）で半田が蹴る＜俺らは日本全国武者修行して 今飛んでってるThailand＞＜これ先頭打者 ホームランボーイ＞というVerseは、彼らだから任された使命をこの数年間で着実に成し遂げてきた過程で芽生えた、PSYCHIC FEVERとしての矜持を感じさせる。

他方、これだけ多様な背景を持つメンバーが集い、LDHのグローバル戦略の最前線にいる彼らだが、そうした豊かな国際性も持ちながら、日本らしさも決して失わない。

今回のような海外公演でも＜俺ら巻き込む日本中を＞＜生き方 精神なら武士＞と日本をレペゼンする歌詞を力強く叫ぶ姿は、日本から世界へを体現している。

PSYCHIC FEVER(※提供画像)  画像 9/12