2024.12.24 公開
M!LK 超満員の大阪城ホールで結成10周年を記念した初のアリーナツアー完遂!10年を振り返る新旧の人気楽曲から個性の光るソロ曲まで披露!

10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024「I CAN DRINK!」(C)笹森健一  画像 1/18

「毎日頑張ってるみんなに少しでも勇気が届けばいいなと思いました」と語った曽野のソロ曲「さあ今日も一歩ずつ前へ」はスタンドマイクで熱いメッセージを届け、佐野は中西保志の名曲「最後の雨」を切なく情熱的に歌い上げると、「シアワシェイク」では明るく賑やかなパーティー感を演出。曲の後半でステージ横の階段をダッシュで駆け上がったメンバーは「STARS」でトロッコに乗り込んで2階のスタンド席をぐるっと移動しながらしっかりとした歌声を響かせた。メンバーはバラバラのトロッコに乗っていたが、最新シングルのカップリングで本ツアーが初披露となった「Sparkle」でメインステージへと再集結。落ちサビを熱唱する吉田のもとに集合して抱き合うと、観客は高く掲げたペンライトを左右に揺らし、会場は心地よい一体感に包まれていった。

佐野が肉体美を披露し、メンバーそれぞれが映像や効果音とシンクロしたダンスを展開したダンスリミックスから後半戦へと突入。炎が立ち上がる中でのパフォーマンスとなった「Bad Liar」で怪しげで魅惑的な表情で惹きつけると、M!LKの結成の地である日本青年館から佐野、塩﨑、吉田の3人が車に乗り込み、山中と曽野が合流してバーベーキューを楽しむ映像を経て、塩﨑は筋トレを題材にしたユニークなEDM「マッちょっちょ!」で観客の笑いを誘い、吉田は自身が作詞作曲した失恋ソング「カーテン」をアコースティックギターを弾きながら心を込めてしっとりと歌唱。初のソロ楽曲ではメンバーそれぞれの魅力が存分に発揮されていたが、このギャップと幅の広さこそM!LKの真骨頂だろう。さらに、「エビバディグッジョブ!」では観客が完璧なコールを送ってメンバーを驚かせ、ひざまずいてプロポーズするフリが印象的なメジャーデビュー曲「Ribbon」から情熱を感じる青春ラブソング「かすかに、君だった。」という人気曲を経て、佐野の「この歌から始まりました」という言葉に導かれたデビューソング「コーヒーが飲めません」へ。過去映像をバックに佐野がアクロバティックな側転を披露すると、結成から10年を経て、コーヒーが飲めるようになったM!LKのアンサーソング「I CAN DRINK」のダンスブレイクでは、「コーヒーが飲めません」のフレーズと振付をサンプリング。10年間での成長と進化を体現しながら5人でハイタッチを交わし、最後はお馴染みのM!LKポーズで締めるという、この日、もっとも心に残るエモーショナルな構成となっていた。

M!LK 超満員の大阪城ホールで結成10周年を記念した初のアリーナツアー完遂!10年を振り返る新旧の人気楽曲から個性の光るソロ曲まで披露!10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024「I CAN DRINK!」(C)笹森健一  画像 16/18

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