ライブの後半戦は、各メンバーが自身でデザインをしたアニマルキャラ達によるCGアニメーションから始まる。パフォーマー達が荒野に広がる「JSB3PARK」へ意気揚々と乗り込み、波乱を経たのちに某ハリウッド映画のような展開で映像が締め括られると、ステージには三代目JSBパフォーマーの5人がポップアップで舞い戻り、ELLYのラッブとともに躍動感溢れるパフォーマンスを見せた後、各メンバーのソロパートがスタート。岩田は自身のソロ曲「MVP」を歌い、小林直己がPKCZ®feat.登坂広臣の「CHAIN BREAKER」で殺陣を披露するなど、各メンバーの様々なソロワークによる軌跡も垣間見せつつ、サポートダンサーとともに圧巻のショーケースを届けた。
その後は怒濤のダンスチューン攻勢へ。まずは迫力の映像表現とともに都市に渦巻く欲望を歌う「TOKYO BLACK HOLE」、輝く赤色に染まった空間に燦然と輝く楽曲「SCARLET feat. Afrojack」。次いで「Lucky」と最新曲でもバッチリ会場を盛り上げてから定番キラーチューン「Rat-tat-tat」でさらに観客を踊り狂わせ、最後は生きる歓びを歌うポップアンセム「Yes we are」の大合唱でドームを一つにした。
『三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ECHOES OF DUALITY』(※提供画像) 画像 16/18
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『三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ECHOES OF DUALITY』(※提供画像) 画像 18/18そして巨大スクリーンに音ゲー風の凝った映像が流れると、ライブはこれまでの曲をマッシュアップしたメドレーへ差し掛かる。色とりどりのレーザーが余すところなく浴びせかけられる中「Movin' on」「RAINBOW」「GOLDEN」、さらにもう一度「Rat-tat-tat」。「まだまだまだ踊っていきましょう!」と、とことん音の中で酔わせてくれる。EDMで隆盛を築いた三代目JSBならではの贅沢な楽しませ方だ。
いよいよライブは終盤。「さあ、一緒に歌おう!」という声とともに始まった往年の名曲カバー「銀河鉄道999」。メンバーとファンが笑顔を交わし合った後は、代表曲の一つ「O.R.I.O.N.」のコールアンドレスポンスで盛り上がりの最高点へ。Jポップシーンに燦然と輝く楽曲の強さを見せつけた。








