11月16日のみずほPayPayドーム福岡を皮切りに4都市で全9公演行われたドームツアー『三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ECHOES OF DUALITY』が12月22日、京セラドーム大阪にて最終日を迎えた。
【写真】4都市9公演となる7回目の全国ドームツアー完走した三代目 J SOUL BROTHERS(18枚)
三代目J SOUL BROTHERSとしては6年ぶりのフルアルバムでありPETAL & THORN(花びらと棘)という物事の二面性をテーマに据えたコンセプチュアルな一作『ECHOES of DUALITY』。そのアルバムを引っ提げた今回のツアーは新曲10曲を織り交ぜつつ、これまでにない挑戦的な演出も導入。15周年を控えたスターグループの進化形を示したライブとなった。
『三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ECHOES OF DUALITY』(※提供画像) 画像 2/18
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『三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 ECHOES OF DUALITY』(※提供画像) 画像 5/18重厚なコーラスが鳴り響く中、メンバーが多種多様な神々に扮したCG映像による壮大な世界観でライブは始まる。ステージに現れた7人が巨大スクリーンに映し出されるとたちまち歓声が鳴り、そのまま低音が響くアッパーチューン「DEVELOP」を青いレーザーの光と炎の特攻演出とともに聴かせ、一気に会場の熱を高めた。「いくぞファイナル!準備はいいか!」というØMIのシャウトで始まったのは代表曲の一つ「J.S.B. DREAM」。息の合った掛け合いと手で示される∞のマークで、さっそく会場が一体に。そこから続けざまにエッジーなギターがかき鳴らされる「STORM RIDERS feat. SLASH」でそれぞれが広いステージを駆け回る。次いで最新アルバム収録の「CRAZY-CRAZY-CRAZY」では、ボーカルとパフォーマーが各々モニター越しのパフォーマンスで沸かせる。スタンドマイクを使ったパフォーマンスで人気の「Eeny, meeny, miny, moe!」では、途中のオーセンティックなダンストラックでも魅せる。そして最新アルバムからの「You got my mind」は洋画風に縦字幕の映像と女性ダンサーとのコラボでラブストーリーの世界観を表現。直後、スクリーンに流れ星が流れる。「アリーナ、スタンド、最上段の皆さん。そして配信をご覧の皆さん、誰も置いていきません。一緒に行こう!」と客席に投げかけるメンバーの姿がスクリーンに映し出される中、心温まるようなバラードのアレンジから始まる「R.Y.U.S.E.I.」が歌われる。輝く星々のような観客たちのライトに包まれ、いつまでも色褪せない大ヒットチューンを今の形で届けた。








