最後の挨拶ではRUIがまず、12月2日がiScreamの結成5周年の日であることを告げると、会場からは「おめでとう!」と記念日を祝福する声が沸き起こる。RUIは続けて、「まだ5年かという想いと、もう5年かという想いと、悔しいことも、嬉しいこともこの5年間にはたくさんありました」「いつまで皆さんの前で輝いていられるか、不安になったりもしたんですけれど」「まだまだiScreamはいけるなと思っています。一歩一歩前に、上に進んでいけたら」「皆さんが胸を張って応援できる、自慢できる存在になります!」と、今後の決意も込めてコメントした。
YUNAは「東京公演の日に結成日が被ったことが奇跡」と語り始めると、2024年は春ごろから2ndEPの制作をスタートさせたことに触れ、「自分たちがどういうアーティストになりたいのか、改めて考えた年でした」「(2nd EPを通じて)やりたい音楽、伝えたい想いをやっと皆さんに届けられました」「(作品を)皆さんが聴いてくださることにも、感謝の気持ちでいっぱいです」「本当にやり切ったなと思える1年になりました」「2025年はiScreamがよりパワーアップして、来年のツアーでも皆さんにたくさん会えるような機会をつくるので、よろしくお願いします!」と、ファンへの感謝と来年の抱負を語った。
最後にマイクを取ったHINATAは、「アーティストでいる意味って何なんだろうなと思ったとき、自分たちが輝いて、音楽を楽しんでいる姿を見せることで、皆を幸せにできるのだろうなと思いました」「だから、自分が楽しめる環境で、音楽を届けたいと思える環境で、今後もツアーを回っていきたい」「ライブが終わった後、私の愛が届いていたら嬉しいです」「今後もHINATAらしく(皆さんに)愛を届けていこうと思うので、ついてきてください。みんなのことが大好きです!」と、HINATAらしい言葉で自身の活動への想いを明かした。
公演を締めくくる最後の楽曲は「Kira Kira」。HINATAの「飛び跳ねる準備、できてますか!」のかけ声から始まり、疾走感あふれるダンス・チューンで、3人は最後の瞬間まで歌い、踊り、ファンを楽しませた。
iScreamのツアーは、残すところ愛知、大阪、福岡の3日程だ。各公演のステージで3人は何を感じ、どのようなことを語るのだろうか。自分たちの音楽やパフォーマンスを追求し、大きな成長・進化を遂げている最中にある彼女たちの姿を、ぜひ最後まで見届けてほしい。
