2024.12.03 公開
Dragon Ashがオーディエンスに真摯なメッセージを届ける!東京ガーデンシアターで豪華アーティストが競演!!<ビクターロック祭り2024>

Dragon Ash(C)Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)、Norito Ohazama(SOUND SHOOTER)  画像 1/1

ラスト1曲を前に照明が全て消されると、観客の灯したスマホライトがメンバーの目に映る景色を彩った。その景色の中で、Kjが「俺とサク(櫻井誠/Dr)が16歳の時……」と回想し、原宿RUIDOで今は亡きビクターのスタッフ・関口氏に拾ってもらったのだと振り返る。「俺たちもこの1個1個のちっちゃな光をできるだけ見落とさないように、取りこぼさないように、精一杯ロックバンドやって生きていきます。みなさんも自分の光を消さないように、小さくても見失わないように、生きていってください」。ラストの「New Era」は、そんな言葉とともに届けられた。仲間の鳴らすバンドサウンドを背負いながら、Kjは「愛だの恋だの歌わないけど、勝ち負けとか歌わないけど、俺がみんなに音楽を通して言いたいのは……踊りまくれ!」と叫ぶ。それはすなわち「生きろ」ということ。Dragon Ashは今日もロックバンドとして、目の前のオーディエンスに真摯なメッセージを届けた。そしてバトンはキュウソネコカミへと繋がれる。


TEXT by蜂須賀ちなみ

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