2024.12.02 公開
HARUNA、「『世界一』というタオルを持っているのが、うちのファンです。世界一長く続けているガールズバンドと、その世界一のファンです」。
まだまだやっていくぞ、という覚悟をこめて書いた曲です、という紹介から始まった「ハイライトの中で僕らずっと」では、バック・トラックも相まって、洪水のような音が東京ガーデンシアターを満たしていく。
さらに激しく、さらにダンサブルな「テイクミーアウト」では、オーディエンスの腕が上がり、アリーナが揺れる。
続く「A.M.D.K.J.」ではヘドバンも出た上に、後半のブレイクでは、HARUNAのアオりに応えてでっかいシンガロングが起きる。参加者のリアクションの温度が、おもしろいように上がっていく。
ラストは、HARUNAとTOMOMIがツインボーカルをとる「LOVE SURVIVE」で、ステージから放たれる熱も、フロアと客席から放たれる熱もピークを迎えて、SCANDALのステージは終了した。
TEXT by兵庫慎司
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