また丹監督について神山が「的確にわかりやすくシーンを説明してくれて撮れたのがありがたかった」と感謝すると、重岡も「丹さんから頂いたプロットには参考写真や丹さんからの言葉が書いてあって情熱を感じた。撮影前にはライブに足を運んでいただいて、丹さんも僕らの事を信じてくれた」としみじみ。丹監督も事前にWEST.をリサーチしたそうで「こんなに色々なキャラクターの多いグループは珍しい」と個性の際立ちに驚きながら「それぞれの性格を1本の作品の中で表すために、ブロックにまとめることで個々のキャラクターを濃厚に表そうと思った」と狙いを明かした。
そんな中、まさかの爆弾発言が。濵田が「でも…丹さんの絵コンテの絵が物凄くヘタで…。ここのこれ誰?俺?細いロウソクかと思った」と暴露すると、思い当たる節があるのかメンバー全員大笑い。当の丹監督は「それ言う!?」と大慌ても、桐山は「それが丹さんとの初笑い!そこから楽しかった」とすっかり打ち解けた様子だった。
本編の最後にWEST.の新曲『Go.』のMVが挿入されていることも発表。濵田は「今回の映画のためにテーマソングを作ろうと思って丹監督にお願いした」と経緯を説明し「凄く綺麗な映像」「大人っぽい」「エモーショナル」とメンバーそれぞれもお気に入り。丹監督は「みなさん誰もの心にある強さと勇気に気づいてほしい、というのがテーマ。その先導者としてWEST.の皆さんに歌ってもらって、荘厳さの中に凛とした彼らを立たせたかった」とMVに込めた演出意図を明かしていた。
WEST.©2024 WOWOW INC. / Storm Labels Inc. 画像 4/5
10周年アニバーサリーを記念して、WEST.としてのこれまでの10年を漢字で発表。桐山が「骨」とフリップにしたためて「これまでの10周年は骨組み。ここから20周年、30周年肉がついてくる。ここが自分の土台、芯になる10年」と説明すると「土台 右肩上がり」と書いた重岡は「同じ!土台と書いて骨と読む」とちゃっかり便乗。「これから先どんなことがあっても自分のよりどころになる10年だったと思う」と心境を述べた。