2024.11.19 公開
<原因は自分にある。>自身2度目のぴあアリーナMM公演を開催!【オフィシャルレポート】

原因は自分にある。<ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待>(C)米山三郎・笹森健一  画像 1/17

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<原因は自分にある。>自身2度目のぴあアリーナMM公演を開催!【オフィシャルレポート】原因は自分にある。<ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待>(C)米山三郎・笹森健一  画像 13/17

<原因は自分にある。>自身2度目のぴあアリーナMM公演を開催!【オフィシャルレポート】原因は自分にある。<ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待>(C)米山三郎・笹森健一  画像 14/17

曲終わりには大倉がペロリと舌を出して締めくくり、ここで12月4日にリリースされるコンセプトEP『テトラへドロン』から、彼らの野望を掲げた新曲「Go to the Moon」を初披露。長野が「げんじぶ史上はじめて一緒にタオルを回す曲。今日、ここでライブMVを撮りたい」と告げると、場内からは驚きの声があがる。そこから大倉が「僕たちと一緒に日本を超える準備できてますか? 世界を超える準備できてますか? 僕たちと一緒に宇宙の果てまで飛ぶ準備できてますか?」と誘って、センターステージへとダッシュ。7人で円になって全方位の観測者に向け、どこまでも駆け上がってやるという野望を、タオルと歌声に乗せてブチ上げていく。武藤が「手をあげろ! 声をあげろ! 聞かせてくれよ!」と煽れば、客席からはHi! Hi!と声があがり、ステージからは金吹雪が! 高揚感のあるブラスロックチューンで熱い多幸感を引き起こし、会場を一つにしてみせる。

パッション燃やして観測者と熱を分かち合ったあとは、一転、バラードパートとなり、激しい雨音のインタールードが流れると、本ステージではジャケットスタイルの7人が「豪雨」をスタンドマイクで披露。あなたへの愛おしさと、それを届けられない痛みを凍えるような冷たい雨に例えて、切々と歌い上げていく。さらに、新たなバージョンで生まれ変わった「結末は次のトラフィックライト」も登場。ピアノ&ストリングスのアレンジで音数が抑えられたぶん、ステージいっぱいに広がって歌う1人ひとりの声が美しく響きわたり、生々しいダイナミズムを伝える結果になっていた。そして、このブロックを締めくくったのが、緊張感あるトラックに彼ら自身の物語を乗せた「僕らの世界・物語」。僕らとあなた、すなわち観測者で作る世界への希望を、鼓動のようなビートに乗せて静かに、けれど、必ず叶えてみせるという熱い想いを込めて、切実に、感動的に歌い上げてみせた。アッパーだろうとスローだろうと、観測者に向けて書かれた楽曲は、やはり観る者の胸を大きく揺さぶるのである。

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