「モッサイ様が出てきた時、ビックリした!みんな手を三角にしてて!!」と、まずはモッサイ様への感想を一言。バチコンと決めて颯爽と去って行こうと思うんですけど……と遠慮がちに言いつつ、クラブちっくな音楽で昼から踊りましょ!と意気揚々に歌い出したのは「GUNG TUNG SUMMER BONG WINTER」。赤く照らされるステージに、ズンズン響く4つ打ちビート、高音を響かせるファルセットで圧巻の歌声を披露した。
「岡崎体育です、こんにちは!やばい、めっちゃいるじゃん!これがモッサイ(笑)これだけ沢山の人が来てくれているんだから、皆が知っている歌を歌いたい!」と、誰もが知るメジャーソングを歌うと叫ぶ。「知らない人はいないと思います。めちゃくちゃ有名な曲なんで!知ってるよね!?」と言い放った後に流れ出したのは、全国放送されていた超人気アニメ「まんが日本昔」のエンディングソング「にんげんっていいな」。
岡崎体育<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 4/10
岡崎体育<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 5/10
ほのぼのとしたおだやかなメロディにオーディエンスが手を振り、「でんでんでんぐりがえって バイバイバイ」で歌が終わったかと思えば、氣志團を代表する楽曲「One Night Carnival」、そして「大きな古時計」、「むすんでひらいて」と意表をつくラインナップを岡崎体育バージョンでお披露目。平和な歌の途中、突発的にデスボイスを仕掛けてくるのも、実に岡崎体育らしい演出だ。
むすんでひらいてでは「マネしてみてください!」と言い放ち、両手を挙げた時を見計らい「今このフェス、どこよりも熱いぞ!この曲に合わせて一緒に踊ってくれ!全員踊れ!!」と煽りを入れて、オーディエンスとともに大ジャンプ。
「中学の頃、ヤンキーの先輩のパシリをして生活してた。ツッパリの人を見ると心がザワザワします。木更津とかね(笑)ヤンキー文化に片足突っ込んだ気持ちで氣志團直属の後輩やらせてもらってます!」と笑いを誘いながら言葉にした。
いよいよライブも最後の楽曲を前にすると、「アーティストはセトリに悩みます」とミュージシャンならではの悩みを打ち明けつつ、いろいろなバイアスにかかるけど、あえて今日は最後にバラードを歌うことを発表。「今日はガチで最後、魂を込めてエクレアという曲を歌います。音に身を任せて楽しんでもらえるように"僕"ががんばります!プロで、これでメシ食っていんるで!」この言葉通り、ラストソングはバラード曲「エクレア」で締め括った岡崎体育。歌い終わった後、自分の夢は口に出すと叶うのだとオーディエンスに伝えると、「岡崎体育は、必ず紅白歌合戦に出場します!」と高らかに宣言。「NHK紅白歌合戦」出場への意欲を燃やす岡崎体育の今後に注目したい。






