2024.10.20 公開
10月20日、音楽フェス「SAMURAI SONIC vol.6」(サムライソニック)が、千葉・幕張メッセにて開催されている。
「SAMURAI SONIC」は打ち鳴らせ、魂動(こどう)をコンセプトに、2021年11月に初開催され、今回で6回目を迎える。
このイベントに乃紫が出演。当記事では、乃紫のライブレポートをお届けする。
乃紫<SAMURAI SONIC vol.6>(※提供写真) 画像 2/10
乃紫<SAMURAI SONIC vol.6>(※提供写真) 画像 3/10
乃紫<SAMURAI SONIC vol.6>(※提供写真) 画像 4/10
(以下ライブレポート)
曲を重ねるごと、深く深く乃紫の魅力に落ちていく。でも、それが嬉しい。
作詞・作曲・編曲・歌唱・アートワークの全てをセルフプロデュースし、表現している乃紫。荒々しい楽器隊の演奏へ呼ばれるように、乃紫が舞台へ登場。彼女は激しく駆ける演奏と気持ちをシンクロ。身体を揺らしながら歌えば、気持ちが騒ぐたびにステージを左に右へと移動。ときには、観客と一緒に飛び跳ね、感情の内側から沸き立つ痛々しい言葉の数々を『何者』に乗せて突きつけていた。
続く『ハニートラップ』では、最初から手にしたタオルをくるくる振り回し、クラップをしながら観客たちを煽りだす。ときに突き放すようにクールな、でも凛々しい声で、乃紫は観客たちを挑発。サビでは、ふたたび手にしたタオルを回し、この場に集まった人たちと感情のチューニングをあわせ、思いを共有しあっていた。会場中をくるくるまわるタオルや拳が埋めつくす様も素敵だ。
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