2024.09.16 公開
楽曲の「未来はみんなのもの」という強く温かなメッセージを届け、5人は何度も「ありがとうございました!」と手を振りながら、充実した笑顔でステージを去っていった。
もしかすると、音楽フェスに出始めた頃のSUPER EIGHTは、耳の肥えた音楽ファンが集うアウェイな場所だからこそ、バンドで勝負しようという想いがより強くあったかもしれない。
けれど、昨年のロッキンを始め、さまざまなフェスを経験する中で、温かく迎えてくれるオーディエンスに触れ、まっすぐ届けることで伝わる手応えを得た今の彼らは、より自由に、純粋に音を奏でることを大切にしているように見える。
だからこそ、今回はバンド曲だけにこだわらず、ハンドマイクで歌い踊る曲やバラードを披露し、いつも通りのSUPER EIGHTを届けたのではないだろうか。
その姿はとてもたくましくもあり、オーディエンス心を揺るがすに十分なパワーを持っていた。
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