2017.10.09 公開
「家入レオ×大原櫻子×藤原さくら」3人のコラボあり!ビクターロック祭り2017大阪×MBS音祭 豪華アーティストの競演により大盛況のうち終了!!

Photo by 田中聖太郎 ビクターロック祭り2017大阪  画像 1/6

 

竹原ピストル セットリスト:

M1:ドサ回り数え歌
M2:LIVE IN 和歌山
M3:Forever Young
M4:よー、そこの若いの
M5:みんな〜、やってるか!
M6:ぼくは限りない~one for the show~
M7:ママさんそう言った〜Hokkaido days〜
M8:ちぇっく!
M9:Amazing Grace
M10:俺たちはまた旅に出た
M11:狼煙


「家入レオ×大原櫻子×藤原さくら」3人のコラボあり!ビクターロック祭り2017大阪×MBS音祭 豪華アーティストの競演により大盛況のうち終了!!Photo by 田中聖太郎 ビクターロック祭り2017大阪  画像 4/6

藤原さくら

暗転した舞台、アコギをかき鳴らしその姿が浮かび上がるドラマティックな幕開け。響いているのは『Cigarette butts』だ。スモーキーな彼女のボーカルとカントリータッチの楽曲にどこかノスタルジックな気持ちになる。さらに多面的な歌声の魅力は広がりを見せ、『BABY』では小悪魔的にウィスパー。サビの「baby baby baby」には男性ならずともとろけそうになる。しかも彼女はしゃべらせてもなかなかのトークセンス。まずは「毎度! ごっつ久しぶりやな。(FM802でレギュラー番組をやっていたから)ごっつ関西弁うまくなったねん。どやさ…あっとる?」と偽関西弁全開。

しかし曲に戻ればMCの関西弁と違って、滑らかな英語詞がなでるように耳を通っていく。そして特に吐息混じり放たれる「Ellie,Ellie」のサビにはせつなさも。また続く同じく英語詞の『I wanna go out』ではジャズの響き。リズミカルなパーカッションが観客のクラップを引き連れ、思わぬ大人の時間を生み出す。堂々としたたたずまいと歌声は、圧倒的な包容力で会場を満たし、ピンク色のライトに照らされたステージはまるで海外のバーのような雰囲気だ。そんな“大人感”は次のMCでも発揮され、「グッズもいっぱい買いなさい。私のグッズも売っているので。買うと私が喜ぶ」とどこか女王様チック。このツンデレはクセになりそうだ。…が、ここからラストに向けては“女の子”としての魅力を見せる。

「好きな人とコンビニに行くような曲です」の言葉から始まった『赤』は、まだ青さを残した詞とスイートなボーカルを程よくブレンド。観客はこのスロウなグルーヴに身を任せのんびり&じっくりと音楽を楽しんでいる様子。しかし人気曲『Soup』のイントロが聴こえてくると、今度は大きな手拍子が起こり思わず立ち上がる人が。かと思えば温かさを持つ曲の感触にうっとりと聴き入る人も。誰もが“さくらマジック”にかけられたような夢のひと時だ。そしてとどめ!とばかりにこれまた人気曲の『「かわいい」』が。会場からは体を揺らすジャジーなピアノにリードされ手拍子が続き、サビのキャッチーで広がりあるメロディに、心はぐんぐん上向きに。しかもバンドメンバーのソロもあり、そんなキレあるサウンドを本人も観客も満喫。既にぐるぐると頭を回り出したサビのフレーズと甘酸っぱさを置きみやげに、最後はかわいく「ありがとうございました」と笑顔を見せてステージを去っていった。

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ビクターロック祭り2017大阪×MBS音祭~supported by uP!!!」オフィシャルサイト: http://www.rockmatsuri.com/osaka2017/
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