藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ 画像 8/9
☆ブロック⑤/アンコール
最初に演奏した2曲はチェッカーズ・ナンバーの「Song for U.S.A(11thSg/1986年)」
と「哀しくてジェラシー3rdSg/1984年)」。フミヤはソロになってから演奏してきた
チェッカーズ曲は、バンドのオリジナル曲が中心。この2曲はいずれも作詞:売野雅勇/
作曲:芹澤廣明のアイドル時代のナンバーで、この時代の楽曲がステージで演奏される
ようになったのは2021年のツアーから。それゆえ、古参ファンにとってはたまらない
プレゼントだ。
そしてアンコール3曲目に演奏されたのが藤井フミヤ・コンサート恒例の「紙飛行機
(1995)」。曲中、ファンが持ち寄った紙飛行機が会場中に飛び交う人気コーナーだ
ったが、40周年記念ツアーで演奏されるのはこの日が初めて。フミヤから『用意はい
いか!ここでしか見えない世界を見ようぜ!みんなの願いが叶いますように!飛ばせ
!上げろ!』に応じて、紙飛行機が一斉に飛ばされる。広い武道館の紙飛行機の乱舞
は圧巻の光景だ。
藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ 画像 9/9
最後は『40年間、歌わせていただいてありがとうございます』と集
まったファンにお礼をして『みんなで祈れば、でっかい祈りになります。世界から戦
争が無くなることを願って』とチェッカーズのアルバムI HAVE A DREAM(1991)に
収められたフミヤ・作詞/尚之・作曲の「I have a dream」を、歌詞のひとつひとつに想
いを込めじっくりと歌う。『また必ず会いましょう!一緒に遊ぼうぜ!ラブ&ピース
!!!』と残し、ゆっくりとステージを降りた。
全24曲、2時間30分。2023年9月から始まった全国47都道府県/61本の
長いツアーが、111回となる日本武道館で締められた。
この日の模様はWOWWOWで生中継され、6月11日(火)23:59まで
アーカイブ視聴が出来る。
PHOTO:平野タカシ
<6月9日日本武道館/セットリスト(発表年度)>
