2024.06.12 公開

藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ  画像 1/9

☆ブロック③/SOLO
藤井フミヤがチェッカーズ解散後、本格的にソロ活動を始めたのが1993年。『30年前
、1曲目が運良くヒットしました』とこここからはソロ・コーナーに。「TRUE
LOVE(1993)」「Another Orion(1996)」...とソロでのヒット曲を惜しげもなく披露
。「DO NOT(1996)」では美しいファルセットボイスを聴かせ、「Go the
Distance(1997)」では櫻田泰啓のピアノ、藤井尚之のサックスにフミヤのボーカルの
三重奏が儚げも美しい。このコーナーではセンター・サークルステージが日本武道館
の天井近くまで上昇。フミヤの声は、あたかも天空から聞こえるような荘厳さを演出
した。

藤井フミヤが47都道府県で開催された40周年記念ツアーのファイナルを武道館で締める!フミヤの武道館は111回目!藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ  画像 5/9

藤井フミヤが47都道府県で開催された40周年記念ツアーのファイナルを武道館で締める!フミヤの武道館は111回目!藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ  画像 6/9

☆ブロック④/ALL
チェッカーズが初めて日本武道館でコンサートを開いたのが1985年12月25日。以来、
この日でフミヤは111回目の日本武道館のステージに立った。ソロとなって最初にこ
こでやったのが1994年6月29日。20世紀から21世紀に変わる瞬間の1999年12月31日に
初めてカウントダウン・コンサートを開き、2018年まで続けられた。ここは『色々な
思い出があるのが、武道館です』と、感慨深けに語る。そして『俺と尚之はティーン
エイジャーの頃、ロックンロールに身も心を持っていかれました』と中学生でバンド
活動をスタートさせ、高校生でチェッカーズを結成した当時を振り返る。

『ロックンロールは男と女が踊るための音楽!男女の恋のために作られたんです!』と
ロックとロックンロールの違いを話し『求愛しようぜ!ロックンロール!』と
豪快なロックンロール・ナンバー「REVOLUTION 2007(1987)」になだれ込む。
続いての「NANA(1986)」では冒頭、キャノン砲から金と銀のテープが発射され、
場内は巨大なパーティー会場に一変。 F-BLOODナンバーの
「LOVE IT ! ドーナッツ !(2008)」では、尚之とフミヤが円形ステージを廻りながら
ツインヴォーカルを披露。

藤井フミヤが47都道府県で開催された40周年記念ツアーのファイナルを武道館で締める!フミヤの武道館は111回目!藤井フミヤ<40th Anniversary Tour>(C)平野タカシ  画像 7/9


フミヤをがっつりとサポートするのは40周年ツアー60本を共にした5人編成バンド。
バンドマスター/ドラムの大島賢治とベースの山田 Anthony サトシのリズム隊が
ボトムをしっかり支え、沢頭たかしのギターと櫻田泰啓のキーボードが鮮やかに彩る。
そして尚之のサックスが加わっての最強の布陣だ。19曲目に演奏した
「GIRIGIRI ナイト(2016)」はバンドマスター大島賢治とフミヤとの共作曲。
本編ラストはデジタル・ロックナンバー「UPSIDE DOWN(2001)」。キラキラとした
照明が場内を激しく交差し、会場はさながら巨大なフロア状態に。フミヤも
スタンドマイクをぶんぶん振り回して360°に向けて客席を煽り続け、
最高潮に盛り上がって本編は終了。

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