WEESAが次は新曲を披露することを告げると、メンバーが
観客に背を向けてダンスのフォーメーションを組み、4月3日に
リリースされた2nd EP『PSYCHIC FILE II』の2ndリード曲
「BEE-PO」のパフォーマンスがスタート。幻想的なサウン
ドの中に響く小津波やWEESAの甘い歌声が観客を魅了し、
サビでは〈S-O-S〉という印象的な歌詞の部分でメンバーの
振り付けに合わせて踊るファンの姿も見られ、この楽曲でも
観客が心からパフォーマンスを楽しんでいることが伝わってくる。
楽曲のラストでは、メンバーの息がぴったりと揃った一糸乱れぬ
ダンスでもファンを惹きつけ、熱を帯びた空気をそのままに、
メドレーのパフォーマンスへ。
7人は観客にさらなる盛り上がりを求めて手を上げるよう促すと、
「Tokyo Spilal」「Spred The Wings」「Spark It Up」をメドレー
形式で披露。その後、今回のステージで最後となるMCパートへと移った。
小津波が、次が最後の曲となることを告げると、会場からは
悲しそうな声が沸き起こる。小津波はその声を受けて
「僕らも寂しい」と英語で語りかけ、最後の曲でも観客に
心の底から盛り上がって、楽しんでほしいことを伝えた。
そして、「Everybody, are you ready?」と尋ねると、観客からは
盛り上がる準備はできていると答えるかのように歓声が上がり、
メンバーが会場に「手を上げて!」と煽ってから、渡邉による
ヒューマンビートボックスが行われた。渡邉が生み出すビート
に合わせて小津波がメロディを口ずさみ、観客にも歌うよう
促していく。観客から小津波のメロディをなぞるように歌声が
響くと、「FIRE feat. SPRITE」のパフォーマンスがスタート。
ライトで赤く染まったステージで、低音がクールなラップや、
しっとりと情熱的な歌声、ダイナミックながらも細部にキレを
感じるダンスを繰り広げるメンバーの姿は圧巻。楽曲の終盤には、
メンバー全員で勢いのある力強いダンスを披露して会場の盛り
上がりは最高潮に。最後まで観客の目線をステージ中央に惹き
つけて、世界三大音楽見本市『MUSIC MATTERS LIVE 2024』
でのPSYCHIC FEVERの初ステージを終えた。
