2024.05.05 公開
ここでアプガ(仮)は13周年ライブの記念として、新曲の初披露を観客にプレゼントする。
古谷は「アプガ(仮)が結成されて13周年、私たちが加入した新体制になってから3年
が経ちます。私たちが入る前までの10年間はもちろん、私たちが加入してから3年の中で
も、体制の変化があったり大きい壁にぶつかったり心が折れそうになったり、これからど
うしようかなって思ったときもありました。だけど、アプガとして上に上に登っていく気
持ちと、アプガファミリー(アプガ(仮)のファン)の支えのおかげで、私たちはこうし
て周年ライブができています。今回の新曲は、これからも全力で前に進み続ける私たちの
気持ち、私たちからアプガファミリーみんなに伝えたい気持ちが全て詰まっています。ラ
イブに対する情熱、本気、攻めの気持ちを、全てこの曲に乗せて届けたいと思います!」
と気合いの言葉を語る。
そして新曲「One ワン わん Love」が初披露。「One ワン わん Love」は、ワンちゃんを
モチーフに大好きな想いを伝えるかわいく弾けるチューン。古谷の真剣な言葉とはギャッ
プたっぷりだが、彼女たちのかわいいパフォーマンスに観客は大歓声を送った。
メンバー5人は、アプガ(仮)のトレードマーク的な(仮)Tシャツにチェンジ。13周年を
記念して、100曲以上あるオリジナル曲の中から抜粋したスペシャルメドレーを届ける。
「Burn the fire!!」「青春の涙」「SHOUT」「宣戦Bland new world」「唇はナイフ」
「Crazy Sparky」とバキバキに激しくクールにステージを展開。「Beautiful days」
「ストレラ!〜Straight Up!〜」「このメロディを君に」ではきれいなメロディを響かせる。
そして、何度でもチャレンジしていく思いを伝える「FOREVER YOUNG」を歌唱すると、
メンバーとファンはさらなる一体感を作り上げた。
メドレータイムが終わっても連続楽曲披露は止まらない。春の爽やかさと切なさが混ざり
合う「SAKURADRIVE」を、彼女たちは演技を織り交ぜた特別バージョンで歌唱。これま
で在籍したメンバーたちの担当カラー(仮)Tシャツを手にしてパフォーマンスする姿は
エモさがある。メンバー5人はTシャツを脱ぐと、カラフルな(仮)Tシャツが宙を舞った。
続けて、爽快なギターロックチューン「今日も私が冴え渡る」で会場を熱くし、ミディ
アムテンポの「パーリースターリー」で観客に心地いいバイブスを届けた。
気づけば激アツなライブも最終ターンに突入。先にも述べたように、アプガ(仮)は今年
から初期メンバーのいない2期メンバーだけの5人体制で活動している。この4ヶ月間、5人
のメンバーは現在のアプガ(仮)のカラーを見つけるために必死に努力し試行錯誤を繰り
返してきた。そうした中で彼女たちが導き出した答えのひとつは、もっとお客さんと一緒
に盛り上がるライブがしたいというストレートな思い。共通の思いを抱いたメンバー5人
は、あえて対バンライブのセットリストを固定。連続楽曲披露で、パフォーマンスや観客
とのコミュニケーションの精度を積極的に高めてきた。そう、彼女たちが、この数ヶ月メ
ンバーとファンで作り上げてきた対バンセットリストは、この13周年記念ライブで完成さ
せようというのだ。
青柳が「セイヤ!セイヤ!セイヤ!」と煽ると観客が大きな声で呼応し「上々ど根性」が
スタート。威勢よくお祭り感を爆発させると、続けざまに「愛愛ファイヤー」を投下。情
熱的な愛情をパワー全開で放出するのだが、古谷がいきなり曲をストップ。アプガファミ
リーのもっともっと大きな声が聞きたいという彼女は、観客と「いいじゃん!いいじゃん
!」のコールアンドレスポンスを繰り広げる。メンバーも続いて会場を煽りまくると、さ
らに一体感は上昇。サウナのような熱気のフロアに再び「愛愛ファイヤー」が鳴り響くと
、会場は強烈なボルテージとなった。
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