2024.04.29 公開
「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream - Masterplan」東京ドーム・京セラドーム大阪公演オフィシャルライブレポート】

BE:FIRST (撮影:田中聖太郎 撮影 : ハヤシマコ)  画像 1/5

2023年11月から約4カ月をかけて全国を周ったアリーナツアー「BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 Mainstream」からわずか1週間。追加公演として開催された初のドーム公演「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream – Masterplan」。2021年のデビュー時から、「3年後を目安にドームに立つアーティストになる」と自覚していたBE:FIRST。デビューから2年4カ月、有言実行のドーム公演の模様をレポートする。

【写真】オーディエンスを圧倒した「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream - Masterplan」(5枚)



3月2日、ドーム公演初日。「2024年にドームでライブを行う」という「BE:FIRST 1st One Man Tour BE:1 2022-2023」追加公演でのSOTAのMCが東京ドームに流れ、巨大LEDスクリーンにオープニング映像が流れた。「BE:FIRSTがまた世界を救いました」というアナウンスから始まり、MANATO、JUNON、LEO、RYUHEI、RYOKI、SOTA、SHUNTO……メンバー7人それぞれのバックグラウンドやキャラクターを盛り込んだ学園ドラマのような映像の後、これまでのBE:FIRSTのMVやライブ映像が流れて過去に逆戻り。「すべてはあの時から決まっていたことだったんだ」というMANATOの声が流れた。そう、ドーム公演のタイトルは「Masterplan」。BE:FIRSTにとっては世界にいくための最低条件であり通過点なのだ。

「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream - Masterplan」東京ドーム・京セラドーム大阪公演オフィシャルライブレポート】BE:FIRST (撮影:田中聖太郎 撮影 : ハヤシマコ)  画像 2/5


スクリーンがゆっくりと開き、赤いライトの中、あのリッチなイントロが流れた。デビュー曲「Gifted.」だ。LEOが担う〈どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう?〉という宣言から2年4か月、BE:FIRSTは唯一無二の存在として東京ドームに立った。7人の一挙手一投足はドラマティックであり、広大なドームの隅々までパフォーマンスを届けようという気迫が一瞬で伝わってきた。BE:FIRSTの新たな旅立ちを祝福するかのようにステージから火花が上がった。


5万人の歓声が上がる中、「Mainstream」へ。シングルの表題曲としては初めてメンバーが1から制作に携わった楽曲であり、J-POPのフォーマットから逸脱したノンタイアップのヒップホップチューンにもかかわらず、音楽チャート全116冠を達成。ど迫力の「Mainstream」にどよめきが上がるが、もちろんBE:FIRSTは手を休めない。


初めての東京ドームライブとは思えないほどしなやかな躍動感を溢れさせ、この瞬間だけの輝きをスパークさせた「Move On」。サングラスに坊主姿のRYOKIが「行くぜ、ドーム!」とすごみ、場内の温度を上げた。SHUNTOが大きく息を吸い指をくいっと上げて「Milli-Billi」へ。


「Boom Boom Back」のイントロが流れる中、SOTAが「Whats up東京ドーム! 待ちわびたぜ、今日は世界一作るからな! ここまでついてきたお前らならこの曲の楽しみ方知ってるよな!」と問いかけると歓声が上がった。これまでのライブ以上に熱量を増大させ、歌/ラップ/ダンスを届ける7人。最大規模のBESTY(BE:FIRSTファンの呼称)と過ごす空間だからこそ、音楽の可能性を一層楽しむBE:FIRSTはやはり音楽ファーストのグループだ。

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