感動と興奮の東京ドーム公演から約1か月半、ドーム公演のファイナルにあたる京セラドーム大阪2日目のステージに立った7人はドームアーティストとしての貫禄を漂わせながら、さらに磨き上げられたパフォーマンスを見せた。高いクオリティを担保しながら、7人それぞれがまた新たな表情を宿した歌/ラップ/ダンスを見せることで生まれる化学反応は、まだまだBE:FIRSTが発展途上であることを示していた。
「Set Sail」ではMANATOがけん引する形で、熱気あふれるコール&レスポンスの応酬が巻き起こった。「Scream」の終盤、SHUNTOがステージに膝を付けて歌を轟かせた後、RYOKIは「俺たちの歌を世界に轟かせてやるよ! お前らの声と共に!」と叫び、SOTAは「次は世界だぞ!!」と宣言。いよいよ世界が近づいていることをひしひしと感じさせた。
「Bye-Good-Bye」終わりで、LEOの「本当終わりたくないね!」という発言を皮切りに、ドーム公演が終わることを名残惜しむ言葉が口々に発せられた後、7人それぞれのMCタイムへ。
RYUHEIは「僕の人生を豊かにしてくれたのは間違いなく周りにいるみんなのおかげだし、こんなに自由さを求めて音楽をやることは今までなかったので、皆さんの愛がすごく嬉しいです。皆さんの愛に助けられてます。僕はこれからももっと上を目指す仲間を持っているのでまだまだ頑張ります!」と言って充実した表情を浮かべた。
SHUNTOは満面の笑顔で「最高の宝物をありがとうございます!」と言って、おじぎ。「あっという間にオーラスに来ちゃったね。毎日この7人とBMSGのみんなと過ごしてて宝物の日々なんだけど、そういうちょっとした宝物もこういう特別な宝物もひとつずつもっと増やしていきましょう。もし世界一ってみんなに認めてもらえるようになった時、数字だけで取った1位じゃなくて、俺たちの関係性が世界一だからしょうがないって言わせてやろうぜ! いつまでも愛してます!」
SOTAは体を回転させながら何度も「ありがとう」と口にした。「俺今、今までで一番楽しいし、今までで1番ウキウキしてるんだよね。寂しいとか悲しいっていう感情は押しつぶして、もう明日にでもこの最高のメンバーとまた音楽を作って、次はどんな広いところでライブをして、BESTYに会えるかなとか、世界に行ってもまた新しい夢ができちゃうんじゃないかなとか思って。いつまでもこの最高なファミリーでパーティーし続けようぜ!」と言って、本日何度目かわからない「愛してるよ!」という言葉を叫んだ。
MANATOは「BE:FIRSTになってからの方が他のアーティストのステージを見る機会が増えたんだけど、音楽的に楽しめる瞬間が自分としては一番喰らう瞬間。BESTYの皆さんの顔を見てると俺と一緒の気持ちでいてくれてるんだなってことが伝わってきます。ドームに立った瞬間は僕の夢が叶った瞬間でもあり、次の夢が見つかった瞬間にもなりました。自分の好きなものを見つけてその場所に行くことが一番充実したことだと思うから、みんなにはマジで感謝とリスペクトしかない。また会えるように僕たちも頑張るから。少し待っててください、っていうのはおかしいかもしれないね」と言って少し照れ臭そうな表情をした後、「すぐに会いに行きます! 約束します!」と誓った。
RYOKIは決意を固めたような顔で、「自分の体なんてどうでもよくて。俺が体を止めたら、歌うのを辞めたら、この一瞬がもったいなくなる。俺の心臓が止まるまで音楽と人生捧げてやるよ! それは憧れ? 概念? 違う。人間対人間だから。一緒に素敵な人生を過ごしていこうよ。いつでも待ってるし、どんな瞬間も来てくれたらもったいなくさせないから!」と伝えた。
