2024.04.29 公開
「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream - Masterplan」東京ドーム・京セラドーム大阪公演オフィシャルライブレポート】

BE:FIRST (撮影:田中聖太郎 撮影 : ハヤシマコ)  画像 1/5

「BE:FIRST LIVE in DOME 2024 Mainstream - Masterplan」東京ドーム・京セラドーム大阪公演オフィシャルライブレポート】BE:FIRST (撮影:田中聖太郎 撮影 : ハヤシマコ)  画像 4/5


MANATOが英語で曲紹介をし、「ONE PIECE CARD GAME×BE:FIRST COLLABORATION SONG」として書き下ろされた「Set Sail」を初披露。SHUNTOの〈Pull the triger〉もばっちり決まり、7人とオーディエンスでヘッドバンギング。早速、即効性の高さを見せつけた。不穏なベース音が聴こえ、「Betrayal Game」へ。色気も迫力も野性味も切迫感も……観る度に全方位が進化している「Betrayal Game」だが、ドームでも最新形を見せつけた。RYOKIの声をからさんばかりのシャウトと共に「Scream」へ。JUNONはライダースをはだけさせ、ほぼタンクトップ姿ですごんでみせる。RYOKIの高らかな笑い声、圧巻のダンスブレイク、SHUNTOのデスボイス──熱狂の中、7人がアリーナ中央のセンターステージから花道を歩いてメインステージに戻る途中、SOTAとRYOKIが激しくアジテートすると5万人が腕を突き上げ、冷静にさせることをはばむSHUNTOの絶唱が響いた。


スクリーンには2年4か月にわたるBE:FIRSTの軌跡を追った映像が流れた。2021年11月6日、初のワンマンライブの翌日。SKY-HIが7人に「3年以内にドームツアーをやる。そのためには腹を括って誰もが納得できるアーティストにならなきゃいけない」と告げる映像に、BE:FIRSTがこれまで成し遂げてきた偉業をメンバーの言葉とともに振り返る映像が続く。数々の悩みや葛藤を経て辿り着いた東京ドーム。ピアノの旋律が聴こえ、「Grateful Pain」へ。7人がこれまでの痛みを綴った直筆の歌詞がスクリーンに映し出され、思いを込めた歌が重なることでドームは歓びで満ちていった。


SOTAが「やっとだよー、みんな! こんな最高のドームができるなんて思わなかった」と笑顔で叫んだ後、「この曲をドームでやる日が来るなんて。もっともっと思い出を作ろう」と言って、「Kick Start」へ。「THE FIRST」の合宿クリエイティブ審査をきっかけに生まれた曲だが、この日披露されたのは、7人を含む合宿の参加者が3チームに分かれて作ったオリジナル曲「A Life」と「Good Days」と「YOLO -You Only Live Once-」をリミックスしたバージョン。居場所もなく、行く当てもなかった7人が紡いだ言葉が、フロートに乗って肩を組んだり、手を振ったり、抱き合ったり、「ありがとう!」と叫ぶ満開の笑顔の7人によって5万人に届けられた。


RYOKIが「もう終盤じゃない?」とSHUNTOに問いかけた後、「タオルを振って」と言って、「Great Mistakes」へ。MANATOは嬉しそうに〈この瞬間にI’m ready〉と歌った後、「最高です! 僕たちにドームという景色を見せてくれてありがとうございます」と言った。最後は7人で勢いよく花道に駆け出し、センターステージで抱き合ってひとつの塊になり、口々に「楽しい‼」と叫んだ。


バンドサウンドが映えた「Bye-Good-Bye」。RYOKIのラップバートでSOTAが踊りまくり、SOTAのラップパートではRYOKIが踊りまくり、SOTAは〈ありがとう!〉とラップし笑顔でRYOKIを抱き寄せた。RYOKIが「俺ら、ライブが始まる前にスタンド最後列も一番端っこも真ん中も全部座ったんだから! みんながどういう気持ちで俺らのこと見て音楽楽しんでくれてるかわかってるから!」と誰ひとり置いていかないことを公言。SHUNTOはムービングステージの上で、「どうよ? このステージ! 近くない?」と満足気な表情を浮かべた。


ひとりひとりが真摯な言葉を吐露したMCタイムは、最年少のRYUHEIから始まった。RYUHEIが「14歳でオーディションを受ける前、僕は皆さんが思ってるより普通の帰り道を歩いていただけでした。どんな人生を送っても悔いはないと思ってたんですが、皆さんの顔を見て、もっと会いに来てほしいなって思ったし、もっと会いに行きたいって思ってます」と言うと、SHUNTOが「はぁ~!」と大きく息を吐くような声を出し、満面の笑顔で「ほんとに!音楽辞めなくて良かったー!」と言ってステージに倒れ込んだ。「俺、音楽始めた時、こんな幸せな気持ちになれるなんて一ミリも思ってなかったよ。ただ漠然とドームという夢を持ってここまで進んできたけど、このメンバーがいたから、THE FIRSTがあったから、ここにいてくれるBESTYがいるから、今がとんでもなく幸せと思ってます! マジで!」と叫んだ。

≒JOY、デビュー・ミニアルバム「きっと、絶対、絶対」発売記念「ニアジョイ会vol.5」を代アニLIVEステーションにて開催!!≒JOY(※提供画像)  画像 5/5

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