東京ナイトクラブシーンがいま大きく変わろうとしている。かつて70年代から80年代、ディスコのメッカだった東京・新宿。クラブ不毛時代の長い年月を経て今度は、新宿がクラブの街として変貌しそうだ。2018年10月に先陣を切って「WARP SHINJUKU」がオープン。昨年2023年4月には、東急歌舞伎タワー内に「ZERO TOKYO」が開店し、それに続いた。
【写真】華やかにグランドオープンをした「T2 SHINJUKU」(23枚)
そして今年4月12日「T2 SHINJUKU」が華やかにグランドオープンを果たした。天井高7m、1フロア300坪を優に超え、最大収容人数は1500人である。
実は、1000人規模(入れ替えをしての一日トータルの動員数ではなく、その瞬間に1000人以上の動員を無理なく可能とするハコを定義付けした)のクラブが3軒もあるエリアは、都内でも新宿だけなのだ。さらに3店各店舗が全て徒歩1キロ圏内なので、大変ハシゴしやすい。この「新宿巨大ナイトクラブトライアングル」の一角を担う事になった新生クラブ「T2 SHINJUKU」を、たくさんの写真と共に完全リポートする。
日本最大級の大きさを誇る「T2 SHINJUKU」。エントランスを通過して、長い廊下をむかっていくと、目の前に巨大な空間が広がる。1フロアにテニスコート5面分を敷き詰めたのと同じデカさだ。入って左側がダンスフロア、柱など遮断物が全くないのが素晴らしい。振り下ろしてくる様な最新鋭の照明から放たれるライティングも見ものだ。
「T2 SHINJUKU」全景(※提供画像) 画像 2/23
少し掘り込んだダンスフロアを取り囲む様にVIPシートを数多く配置。ダンスフロア正面手前側には、リザーブなしで座れるロングハイテーブルとチェアもある。グルっと回遊できるのも良い。
「T2 SHINJUKU」全景(※提供画像) 画像 3/23