金谷:この3rdアルバムが「N_G」となっていて、YesかNoか、みたいな選択を思い切りタイトルにしたものになっていて、
「N_G」って、やっぱりNGテイクとか、良くないネガティブな方に捉えられることが多いと思うんですけど、
そういう要素というよりかは、そこに込めた思いがメンバー1人1人あって、このアルバムでメンバーがそれぞれセルフプロデュースをしている楽曲があるんですけど、「N_G」というワードを必ず歌詞に入れるようにしていて、
「Negative & Growth」という、ネガティブからの成長というような言葉も、このアルバムに込めているので、本当に振り幅も広く、GENICはここからここまで、全部オールマイティにいけます!というのが、分かるようなアルバムになっているかなと思います。
宇井:正直最初に「N_G」と聞いた時には、えっ、いかつい!と思いました。そう来たか!攻めたなぁと。
ただ、「N_G」と聞くと、NGかぁ、ダメなのかなと思ってしまったこともあったんですけど、ちゃんと説明だったりとかを聞いてみると、
同時に「No GENIC or New GENIC」というテーマがあって。
Noを突きつけられてしまうのか、もしくは、新しいGENICを見せて、新しいステージに進めるのか、どっちの道に進むのか、
どういう進化を遂げていけるのかというメッセージが込められていて、すごく気持ちが引き締まると同時に、自分たちでGENICの未来を切り開いていくんだという意思がより一層固まりました。
また、先ほど鞠杏ちゃんが、このアルバムの歌詞の中に「N_G」が散りばめられているという話がありましたが、
曲名にも「N_G」が、隠れていたりして、そういったところも楽しんでいただけたらなと思います。
ー男女ダンス&ボーカルグループの先輩としては、AAAが大きな存在でいると思いますが、目標など意識はされていますでしょうか?
宇井:大尊敬する大先輩のAAAさんがいらっしゃって、男女ダンス&ボーカルグループならではの良いところをたくさん吸収して、
ファンの方からもAAAさんを彷彿とさせる、という言葉をいただけたりもします。
そういったところでは、avexのDNAを継承しているんだな、と感じることもあって身が引き締まる思いになります。
良いところを受け継ぎつつも、新たに、私たちらしい、GENICらしい一面を作っていくというか。
同じ道を辿るのではなく、新たな道を築いていくという意識は強く持っています。
金谷:私もavexに入ってからはかなり長いんですけど、入った時から事務所の男女混合ダンス&ボーカルグループといえばAAAさんだったので、
直接お会いさせていただけた時にも、尊敬の気持ちが強かったです。