2024.01.28 公開
その後のMCで小渕は、「大樹の影」は、今回のツアーで歌いたいと思っていたと特別な想いを語り出した。
この曲だけが持っている空気感、人の繋がりや、広い歌詞、メッセージが沢山刻まれていると、歌詞の奥深さを絶賛した。黒田の歌は、最初の段階で1曲分を越えるメッセージが詰まっていると語り、いつまでも変わらない2人の絆を感じるシーンだった。
ライブ中盤では、コブクロ最大のヒット曲「蕾(つぼみ)」を披露、魂を込めた優しく力強い歌声が会場を包み込んだ。
続いて、このツアーのためにリアレンジされた、黒田が作詞作曲した代表曲「DOOR」をパフォーマンス。
切ない音色のピアノとストリングスから始まり、バンドが加わり更に壮大な世界感に、「DOOR」の持つ楽曲の力強さを、更に広大なものにした。
そして、ツアータイトルにもなっている2023年3月リリースの最新シングル「エンベロープ」を披露。後半、歌詞にも登場するシャボン玉が飛び回る演出で、幻想的な空間が会場全体を包み込んだ。曲の世界観に入り込んだかのような素晴らしい演出で、会場は感動に包まれた。
じっくりと聴かせたあとは、お馴染みのトークコーナー。
黒田の入院中トークを中心にテンポ良いMCが始まると会場も一段とにぎやかに。
黒田は入院中のベッドで大変な姿勢になったり、ナースコールを押せなかったり、こっそりコンビニで買ったカップラーメンを食べたことで、夜中に体調がまた悪化したりなど、入院中の数々の面白エピソードで観客を沸かせた。
「あの病院の中で俺が1番面白かった!」という黒田に対し、「なに病院で笑い取ろうとしてるん!」と小渕。お馴染みの軽快な掛け合いで会場は笑いに包まれる。コブクロライブの醍醐味であるトークでもしっかり観客を魅了し、会場を盛り上げた。
ライブ後半戦では、去年3月に開催された『KOBUKURO AND THE FAMILY TONE』で初披露された、インディーズ時代からのお馴染みのナンバー「Moon Light Party‼」のスカのリズムでリアレンジverを披露。間奏では、ウェーブで盛り上げ、会場が一体になって楽しんでいた。
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