2024.01.05 公開
BUCK-TICK、特別な日本武道館公演「バクチク現象-2023-」をレポート!

BUCK-TICK「バクチク現象-2023-」photo:田中聖太郎  画像 1/4

樋口豊(Ba)、ヤガミ・トール(Dr)、星野英彦(Gt)、今井寿と順にステージに登場し、真っ赤に染まったスクリーンに「バクチク現象」の文字が出た後、壇上のセンター、いつも櫻井が登場する場所に彼のシルエットが映し出された。

「さあ、始めようぜ!BUCK-TICKだ!」、今井の叫びから始まったのは「疾風のブレードランナー」。

ステージのセンターにはマイクスタンドではなく、いくつかのライトが埋まっていて、光を放っている。

あえてマイクを置いていないせいか、櫻井の歌声はまるで天から降り注いでいるように感じられた。

絶望の中の一筋の光のような、きらめきのロックチューンは、「今夜 お前に届けよう 宝物だ 約束だ」と歌う。

それはまさにこのステージのこと。

手のひらに「希望」を握らせてくれたような気がした。

泣き顔でもいいから顔を上げてと言わんばかりに、「独壇場Beauty-R.I.P.-」、「Go-Go B-T TRAIN」「GUSTAVE」とアップチューンを連発。

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