「今回のライブ、すごく良かったなぁと思ってます。ユーキの創るライブでパフォーマンスするのがすごく幸せで楽しい。この数ヶ月いろんなものと戦ってる姿をたくさん見てきて、こうやって無事に終えられたから、本当にユーキにはお疲れさまと伝えたいです」とユーキを驚かせた。
これまで8号車への「好き」を届け続けてきた2号車カイは、声出しが解禁された今春の『B9』ツアー初日で涙を見せてしまったことに触れ、「あのときは「Burn!」で感情があふれ出したけど、本当は1曲目の「MORA MORA」で泣きそうだった」と告白。
「人の心が動いて震えるときって状況や曲調は関係ないなって思ったんです。今回のリハーサルでも、ユーキのソロダンスパートを見て、俺、泣きそうになっちゃって! これがメインダンサーなんだなぁって誇らしく思うと同時に、12年経ってもメンバーに感動できることが嬉しかった。2024年も8号車の皆さまと手を取り合って進んでいきたいと思っております」と、2023年を振り返った。
普段は茶化しがちなMCをする3号車のリョウガも「もし僕がタイムマシンを手に入れたとしても絶対に乗らない。過去を振り返って反省することがあったとしても、後悔はしてないですし、その過去があったから、今、未来があり続けるので」と真顔で断言。
そして「生き物には生があれば死があるということで、もし僕が生まれ変わったとしても、やっぱり超特急のリョウガになりたい。このメンバーや8号車に会いたいし、同じ人生を歩みたいと思えるほどの貴重な時間を僕は体験してるんだなぁと思いました」とハルの言葉にも通じる話をして、メンバーの気持ちが繋がっていることを証明した。
そこから「楽しい時間もあっという間に過ぎていくものですね……残り1曲となりました!」と告げた彼に、「イエーイ!」と大きな歓声が返るのも、「楽しむことは今しかできないから、後悔しないように楽しもう」という超特急スピリッツが8号車に根づいている証。
つまり彼らは流れゆく「時」というものの重要性を、とうの昔から理解していたのだ。