実に5カ月におよんだ『eLATION』ツアーのファイナル公演が東京・WOMB LIVEでオールナイトの公演として行われた。チケットは平日オールナイト公演ながら即完となった同公演はExWHYZのサウンドプロデュースを手がける80KIDZ、Shin Sakiuraがゲストとして登場し、YEAREND PARTY=忘年会のような夜となった。
深夜2時20分。最初に登場したShin Sakiuraは、ギター、ベース、MIDIパッド、自らによる歌唱など楽曲によってスタイルを変え、グルーヴィーなダンスミュージックを披露。マスターたちの盛り上がりに、「自分のライブでもこんな盛り上がり方しないからうれしい」と笑顔を見せ、フロアを盛り上げた。
続いて登場した、80KIDZ。時刻は深夜3時を越えているが、攻撃的なダンスチューンを縦横無尽に繰り広げる。声を出して踊り狂うマスターたちに、ギターを持った2人が「イントロでわかったらすごいと思うよ」と語ると、ExWHYZの楽曲「Obsession」をセルフカバー。
フロアは爆発的な盛り上がりを見せ、2人は最高潮の熱の中、ステージを後にした。3時44分。Seihoが手がけた新SEがかかりExWHYZの5人が登場すると、「ANSWER」のリミックスverからライブがスタートした。
エモーショナルに再構築されたサウンドの中、mayuが「渋谷、暴れる準備できてますよね?」とマスターに問うと、アッパーなテンションでマスターたちが大声援で応えた。先ほどの80KIDZからバトンを受ける形で「Obsession」をパフォーマンスすると、フロアは踊り狂って呼応した。
息をつく暇もなく、深夜のクラブにぴったりなハードなアシッドテクノ調の未発表新曲「Unknown Sense」をパフォーマンスし、会場の熱気をさらに加速させた。更にファンキーにリミックスされた「Secret Secret [Shin Sakiura REMIX]」、「D.Y.D [Miru Shinoda, Kento Yamada REMIX]」、mikinaが「いま何時くらいですか?」と問いかけ、「4:00 a.m [80KIDZ REMIX]」など立て続けに未発表REMIXでパフォーマンスを披露。



