米津玄師「KICK BACK」は、TVアニメ「チェンソーマン」のオープニング・テーマとして書き下ろし、作詞・作曲・歌唱を米津玄師、編曲を米津と常田大希氏(King Gnu/millennium parade)が共同で行い、モーニング娘。『そうだ!We’re ALIVE』をサンプリングした楽曲。2022年10月12日に配信リリースされ、Spotifyの世界で最も再生されている楽曲デイリーランキング「トップ50 – グローバル」(10/13付)に47位でランクイン。同チャートに国内アーティストがチャートインするのは史上初となり、配信開始よりわずか1ヶ月という速さでグローバルでのストリーミングが1億再生を突破。デジタルでの週間ランキングは首位5冠を獲得し、フィジカルシングルは発売初週で30万枚超えのセールスを記録。
そこから1年をかけて楽曲の人気はとどまることなく、2023年8月には、日本語詞の楽曲として史上初のRIAAゴールド認定を受けるという、日本の音楽史を塗り替える快挙を成し遂げた。
これを受けて、米津玄師には 「RIAA class of 2023」プラークが授与され、米津本人もコメントを寄せた。
米津玄師<RIAA Class of 2023>(※提供画像) 画像 4/4
なお、アメリカでは、米津玄師「地球儀」(英題:Spinning Globe)が主題歌となる、スタジオジブリ宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」(英題:The Boy and The Heron)が12月8日に公開されたばかり。全米の週末興行収入ランキング1位獲得、日本映画オリジナル作品としては初の快挙となっており12/10(日)にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞するなど、賞レースにおいても大きな注目を集めている。今まさに、日本のアニメーションと共に、米津玄師の楽曲が世界規模で大きく広がりを見せるなか、更なる快進撃に是非注目をして頂きたい。
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米津玄師コメント(インタビュー抜粋)
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嬉しかったですね。ひとえに「チェンソーマン」のおかげだと思います。そんなに実感はないんですけど、とにかく嬉しかったです。アメリカのポップミュージックは子供の頃からよく聴いていたので、そこで受け入れられたというのは、本当に喜ばしいことだと思います。日本語がわからない人たちがこの曲を聴いて「何かいいな」と思ってもらえたのであれば、作った甲斐があったと思います。
I was happy. I owe this absolutely to Chainsaw Man. Not that it feels real yet, but I was just happy to receive this news. I have listened to American pop music a lot since I was a child, and being embraced over here is really a pleasure for me. If people who don’t understand Japanese can listen to this song and feel something good about it, I think my work has paid off.
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米津玄師「RIAA class of 2023」コメント映像
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https://www.youtube.com/shorts/GMUC2il_lhw