2023.12.11 公開
日向坂46、8月から開催の全国ツアー「Happy Train Tour 2023」追加公演Kアリーナ横浜公演にて完走!

日向坂46「Happy Train Tour 2023」写真:上山陽介  画像 1/7

 続く「ガラス窓が汚れてる」では、列車の車両がリフトアップされ、センターの河田陽菜を始めとするメンバーたちが立体的にフォーメーションを変えながらダンスを披露。そして日向坂46の楽曲の中でももっともエモーショナルな「こんなに好きになっちゃっていいの?」で、全員一丸となった渾身のシンクロダンスを見せた。

 

 ここで一〜三期生のメンバーがはけると、ステージ上に設置された車掌室に四期生の平尾帆夏が登場。「8月末からとても長いご乗車、ありがとうございます」と感謝を述べてから、四期生のメンバーからの質問を読み上げる。最年長の平岡海月からの「一生どちらかしか食べられないとなったら、お肉かお魚か、どちらですか?」という質問に対し、会場のファンは7割方が「肉」と答えた。さらに客席に向かって自身のキャッチフレーズ「ひら砲」を放つと、ファンが「わー」とのけぞる下りも行なう。他の四期生も制服姿で登場し、平尾のセンター曲「ロッククライミング」を爽やかな笑顔とともに歌った。

 

 

 ここで「期待していない自分」のイントロが流れると、雰囲気が一変。懐かしい白デニム衣装を着た一〜三期生がステージに現れ、力強いパフォーマンスを行なう。この楽曲は、日向坂46の前身のけやき坂46(ひらがなけやき)時代にターニングポイントをもたらした一曲で、今回のツアーでは先輩たちの意志を受け継ぐように四期生が歌っていた。最終日のステージでは、センターの一期生・佐々木美玲を中心に、再び先輩メンバーたちが渾身のパフォーマンスを披露。楽曲の後半には四期生も合流し、全員で激しく踊った。まだ何者でもなかったけやき坂46が、自分たちの道を模索してもがいていた頃に戻ろうとしているような、メンバーたちの必死の表情が印象的だった。

 

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