2023.12.04 公開
また、従来の持ち味も残しつつ、
今の4人が鳴らすからこそ活きる曲として生まれ変わっていたのが痛快だった。
ライブ中「幸せですか?」と100回聞けるかどうか
チャレンジしていた矢部昌暉(Cho/Gt)が、
ステージ上を縦横無尽に駆け回りながら、
とにかく自由にはっちゃけまくった「NOT FLUNKY」。
矢部の型破りな行動を
「あれだけ発散してる人がいたら声出したくなったでしょう。
どうですか!?」(北村)と起爆剤に変えながら、
コール&レスポンスとともに盛り上がった「万々歳」。
北村のアカペラから始まった、DISH//からファンへ感謝を伝えるための歌「沈丁花」。
ハイライトが次々と塗り替えられる中、
本編ラストに選ばれたのは「エンドロールは悲しくない」だった。
「あなたとのこの時間はやっぱり今しかないし、
今日は終わってしまうかもしれない。
でも悲しくないし、またみんなに絶対に会える。
そんな『絶対』を僕も信じたいし、みんなにも信じてほしい」(北村)。
そんな想いを乗せたバンドサウンドが前向きな余韻を残した。
客席からの「おかわり」コールに呼ばれてのアンコールでは、
「新曲やります!」とリリース前の楽曲「いつだってHIGH!」を
いきなり披露する嬉しいサプライズ。
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