そして、切ない恋心をしっとりと煌びやかに歌い上げる「プラネタリウム」を披露。綺麗な音に包まれた中で、恍惚な表情を浮かべながら叙情的に歌いながら表現していた。
マイディア屈指の名曲「SAYONARA」では、音に合わせて強くて華麗に歌い上げる。
〈東京・Spotify O-EASTフルバンド単独ライブ〉(撮影:ポテ ヤマムラ)
文:石山喜将 画像 11/15
彼女たちが得意とするエモショーナルな空間を作り上げ、フロアはその極上空間に酔いしれた。《ひとつだけ 奇跡はあると思ってたんだ》という歌詞通りに、この瞬間の奇跡を噛み締めるように歌い続けた。
美しい佇まいで魅了する「FLOWER」で拳を最後まで振り続け、本編は終了した。すぐさま強いアンコールがされ、メンバーが再登場。アンコールに応え、爽快なサウンドが印象的な「真夏の彼方」を届けた。
可愛らしくもあり、どこか凛とした表情を見せる、そんなマイディアのポテンシャルの一つを証明しているようだった。このLIVEの最後のMCでは想いを伝えていった。水城梓は「MyDearDalin’は1/21にLINE CUBE SHIBUYAでワンマンLIVEが決定していて、もう3ヶ月前なんですけど、私たちにできることを全力でやって、LINE CUBEに臨みたいと思いますので、ぜひ皆さん、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
〈東京・Spotify O-EASTフルバンド単独ライブ〉(撮影:ポテ ヤマムラ)
文:石山喜将 画像 12/15
また、一人ひとりこの日に抱いた気持ちを述べていった。抜粋して、葉山かえで、東條ゆりあの言葉をお届けしよう。葉山かえでは、「ここは1stワンマンLIVEで立った場所です。その時、私はアイドルになって3ヶ月半の弱々した子でした。ここに立って話した時に(就職の)内定まで蹴って蹴ってアイドルになれて良かったってここで言ったんですけど、3年目を迎える今もこんなにたくさんのファンの方と一緒にLIVEを作り上げたり、笑顔が見れたり、メンバー、スタッフさん、ファンのみんなでもっともっと上を目指せる幸せとか、そういう色んな幸せをこのアイドル人生を、ここに戻ってきて感じたことが、成長だなと思います」と語る。
