おしゃれなイントロが響き渡り、新曲『MIDNIGHT』を披露。UZは、ギターをかき鳴らしながらジャンプをし、全身でライブを楽しんでいるよう様子だった。4曲目『アイム・ア・ビリーバー』では、IKEは、台に片足をかけて、マイクを両手で握り締め、身体を屈めて力を込めて歌った。こめかみから汗が流れ、ライトに照らされてキラリと光った。“タンタンタン”と会場に響き渡る正確なビートがKENTAから繰り出されている。ステージに視線は集まり、「激しいやついこーぜー！」ロックなライブを盛り上げるハイテンポなナンバー『RAGE OF DUST』を熱唱。MOMIKENはベースを抱えて、足を大きく開いて頭を振りながらのパフォーマンスは圧巻だった。

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野外ライブから活動を始めたというSPYAIR。MCでは、「音楽を始めて、いろんな人に音楽が聴いてもらいたいなと思って。全然音楽に興味のない人にも、少しでもきっかけが欲しかった。」と、会場へIKEがコメントした。今回のイベント「RockCorps」は、活動内容を知ってもらいたいという思いや、より多くの人にボランティア活動の参加機会を提供したいという思いのもと開催されており、通づるものがあるように思えた。

「ラスト、ぶち上げていこうぜー！持ってるタオルを出してくれー！」ラストは『サムライハート (Some Like It Hot!!)』で盛り上がった。IKEは、ステージを降りて観客席の方へ向かい、ファンとハイタッチをしながら歌いきった。

(取材/ 文：村松美紀　写真：安藤龍之介)

「RockCorps supported by JT 2017」 “Celebration”