ライブ後半戦は、9人組進化系ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONでスタート。
オーケストレーションとダンスミュージックを融合し、古川毅と池田彪馬が超ハイトーンボーカルを響かせる「Revolution」で壮大な幕開けを飾ると、客席は一面グループカラーの⻘色に。
緻密なシンクロダンスで一気に場内の熱気を高め、手ごたえを得たジャン海渡は、サングラスの下からニヤリと笑みを浮かべて「SUPER★DRAGONと一緒に楽しんでいこうぜ!」と「So Woo」へ誘う。
艶めかしいボーカル、スリリングなラップ、新旧のトレンドを押さえたフォーメーションダンスに田中洸希のヒューマンビートボックスと、今の彼らが持つ武器をてんこ盛り
にしたディスコファンクで、より自由に躍動する9人の今日の気合は120点満点。
鉄道オタクの伊藤壮吾にビートボクサーの田中、衣装担当の古川にグッズ担当の柴崎楽と、初めてスパドラを観るであろうオーディエンスにガッチリ自己アピールして、飯島颯は「今日はいい推しの日なので、SUPER★DRAGONを推しにしてほしい」と微笑んでみせた。
「ここからさらにボルテージを上げてくところなんで」(ジャン)と始まった「LRL -Left Right Left-」では、プリミティブなビートで野性的なアクションを繰り出しつつ、「見よう見まねで踊って」(古川)と、右へ左へと手を振るダンスで会場を一つに。
その一体感を携えて鉄板曲「Untouchable MAX」に雪崩れ込めば、イントロから大量にスモークが噴き出し、ライフルを撃ち込む特徴的な振りと熱の籠ったボーカルが弾けて、場内は一気に熱狂のスパドラワールドへと塗り替えられる。
最後は最新曲「Reach the sky」でステージに大きく広がり、タオルを振ってフィニッシュ。