2023.11.04 公開
続けてミラクに対しては「今までの中で一番楽に見えたし、僕も楽に楽しみながら見られた。でも、もっと関節を大きく使って大きく見えるように踊るべき。」という評価、ユウキに対しては「ダンスは速くて軽いけど、動きごとの違いを表現するのが少し足りない。違うフィーリングを出せればもっと良くなる。」という評価で、それぞれに新しい課題を与えた。そしてユウヒに対しては「歌もダンスも、驚くほど発展した。関節をうまく使って大きく踊っていて余裕が見えたダンス、これまで細くて音程も安定してなかった歌は、短期間で不思議なくらい成長した。誇らしく思っています。」と絶賛を受けた。
続いてステージに上がったのは、黒い衣装をまとったユウチーム(ユウ・ハル・エイジ)だ。チーム名〈Rain Boys〉にJ.Y. Park氏が選んだ曲はRainの『It’s Raining』だ。あふれるパワーとカリスマ、そして統一性を期待される曲を、これまで様々なジャンルのダンスを踊って来た3人はどう表現するのか。
とある日、宿舎でハルとエイジに手料理を振る舞うユウ。チームメンバー結束のためにリーダーのユウが一肌脱いだ。迎えた初めてのボーカル練習では、「何を見せたいのか分かってない。ただ強いだけ。」と表現の指摘に加え、Rain特有の息を込める歌い方に苦戦する3人。さらにダンス練習では「2番からテンションも表現力も下がっていく。」という指摘に、パワフルなダンスと余裕を持った歌のバランスという壁も立ちはだかった。練習後に話し合って問題点を整理し、基本のテクニックと感情表現、そして力を合わせることにポイントを置き、「できないことは、できるまで何回でもやる。」という決め事のもと、完成度を上げるために練習を重ねていったRain Boysチーム。
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