最初のMCではメンバーと観客から「おかえり」と声をかけられたKEVINが「ただいまー!元気にしてた?」と絶叫。
初日の昼公演では
「10人で幕張のステージに立てたことが本当に幸せです。みんな待っててくれてありがとう。メンバーもグループを守っててくれてありがとう」
と感謝の気持ちを伝え、ファイナル公演では
「早く会いたかったよ。大好きだよ」
と挨拶。
FUMINORIからはKEVINの体調を考慮した上で、前半だけの参加になることが告げられ、「P.A.R.T.Y」ではゴージャスで華やかな雰囲気の椅子を使った大人っぽいパフォーマンスを提示。
KEVIN作のキュートなラブソング「Th One」での毎公演度に異なるアドリブでの留守電に残すセリフのパートは、初日の昼公演ではKEVINが担当し、センターステージを照れくさそうにぐるぐると回りながら、
「もうね、ずっと言いたかったの。ちゅき」
と打ち明けると、夜公演ではSEIYAが
「今日はみんなに言いたいことがあります。……俺だけを見てろよ」
とロートーンのイケボで言い放ち、最終公演ではFUMINORIが
「みんなのことが頭から離れなくて。だから、1つだけお願いしていい?君が欲しい」
と言った瞬間にマイクとスピーカーがハウリングを起こし、観客の笑いを誘った。
続くブロックは、1曲ごとに全く違った表情を見せ、BUDDiiSというグループの多彩さとポテンシャルの高さを存分に感じさせてくれる時間となっていた。
新衣装であるデニムのセットアップに着替え、10月11日(水)にリリースした1stアルバム『BRiLLiANT』のリード曲「Koi to me」(コイツミ)を9人で初披露。
英語に聴こえる日本語で歌われたシンセポップではFUMIYAのラップとMORRIEのパワフルなロングトーンが交錯し、観客の高揚感を引き上げると、FUMINORI、FUMIYA、SHOW、SEIYAの4人によるドープなヒップホップ「Mr.FREAK OUT」では怪しげなムードを醸し出しながら、SEIYAが高速ラップを繰り出し、<俺らダイヤモンド>というフレーズにたどり着く。
さらに、変則的なビートのアブストラクトなトラックとのシンクロダンスからブレイキンへと移行していくダンスで魅せると、メドレーでは一転して、場内が明るくなり、観客と一緒に歌い、拳を上げ、手を左右に振って盛り上げ、会場の一体感を高めていった。