2023.10.10 公開
「2日目トップバッターということで元気ハツラツにいきたいと思ってます」と披露したのは、関西が舞台となったNHKの朝ドラ『おちょやん』の主題歌の「泣き笑いのエピソード」。
日本の朝に元気を届けた歌から、老若男女みんなが口ずさめる「ひまわりの約束」へ国民的ソングが続く。
ゆったりとしたテンポでひとつひとつ噛み締めるように言葉を放つと、梅小路公園を優しい空気が包み込み気持ち良い時間が流れていく。
そこからは秦流のポップネスが溢れる「Life is Art !」、
「二十歳の頃くるりの『図鑑』をめちゃめちゃ聞いていた。」
とのエピソードを挟み、アコースティックからバンドサウンドへとグラデーションを描いて曲が厚みを増した「メトロ・フィルム」、壮大なサウンドに歌声が乗り、空へと広がっていったラストソング「イカロス」まで全6曲。
トップバッターと呼ぶにふさわしい、どこまでも柔らかなステージだった。
「京都音楽博覧会2023」秦 基博(※提供画像) 画像 4/10
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