2023.10.10 公開
愛猫のために書いたという「大猫のワルツ」、きめ細やかかつダイナミックに鍵盤上を走る「胎動」と変幻自在に聴かせ、たゆたう調べに心奪われる「追憶」からの即興~バッハの大胆なリアレンジなど、いつ何が飛び出すか分からないパフォーマンスには一時も目が離せない。
最後は角野が
「大尊敬するミュージシャン、岸田繁さん!」
と呼び込み、岸田も
「お客さんぐらい楽しんでます(笑)。『音博』やってて良かった!」
とほほ笑む。角野の好きな曲であるくるりの「JUBILEE」では豪華コラボが実現し、気品と情感溢れる旋律が『京都音博』にかつてない刺激と興奮をもたらした。
「京都音楽博覧会2023」角野隼斗(※提供画像) 画像 9/10
◆くるり◆
時刻は18時をまわり、初めての2デイズ開催となった『音博』2日目はついにトリを飾る、くるりへとバトンが渡された。
岸田繁(Vo/G)と佐藤征史(B/Vo)、そして石若駿(Dr)、松本大樹(Gt)、野崎泰弘(Key)、加藤哉子(Cho)により、「琥珀色の街、上海蟹の朝」でラストステージは始まった。
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