2023.10.10 公開
くるり、初の二日間開催となるくるり主催「京都音楽博覧会2023」大円団で終幕!

「京都音楽博覧会2023」(※提供画像)  画像 1/10

これぞ音楽の博覧会――。

くるりが熱烈なファンだと公言し出演を果たしたのは、ジャズピアニスト/作曲家のティグラン・ハマシアン。

ステージに現れてティグランの紹介を行った佐藤も
「1人音博みたいな人ですよね。念願叶って彼の出演が実現しました」
と誇らしげだ。

関西では初のトリオ公演となった音博ステージは、その独創的な解釈も話題を呼んだアメリカン・スタンダードのカヴァー曲集『StandArt』を中心にした構成だ。

1曲目となったのは、1944年にデイヴィッド・ラクシンが発表したジャズのスタンダード「Laura」。

グランドピアノから繊細な音が流れ出した途端、周囲の空気がピシリと研ぎ澄まされた。

頭を軽く揺らし鍵盤と対峙するティグランに対し、見守るオーディエンスは演奏に釘付けとなっている。

そして1939年に公開されたミュージカルのための楽曲「I Didn't Know What Time It Was」が奏でられる頃には夜の帳が下り始める。

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