2021年の再始動後「初めて」のフルアルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」を3月29日にリリースしたFUNKY MONKEY BΛBY'S。そんな彼らがそのフルアルバムを引っ提げた全国ホールツアー「太陽の街ツアー」の追加公演を16、17日の両日に東京・J:COMホール八王子で開催。見事、追加公演を含め全国12都市15公演を巡ったファンモン「初めて」の夏ツアーを完走した。
【写真】八王子で「太陽の街ツアー」追加ファイナル公演を開催したFUNKY MONKEY BΛBY’S(5枚)
FUNKY MONKEY BΛBY’S(※提供画像) 画像 2/5
ツアースタート前に「今までのツアーは秋や冬が多く、夏のツアーは初めてですが、気温も高いので体調管理もしやすいので、全国各地万全の状態でぶつかっていきたい」とメンバーが語っていた今回の「太陽の街ツアー」。
夏という要素に加えて、観客席からの声出しが解禁となり各会場満員のファンの歓声が加わることにより再始動後、<「初めて」本当の意味でファンモンのライブが完成した>とメンバーのファンキー加藤、モン吉はもちろんBABYSも口々に言われた本ツアー。そんなツアーの追加公演はツアーのスタートの地でもあり彼らの地元「太陽の街」八王子にて開催された。
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開演10分前には既に会場内の気温が熱気によりグングンと上昇。そんな中でスタートした追加公演。八王子音頭をミックスしたオープニングSEは、地元&ファイナル公演で流れる事でまた聴こえ方が違ってくる。1曲目の「乙Sound」の美しいイントロが流れると戦いの前のような静けさが、ほんの一瞬だけ会場を包み込む。しかし一気にテンポが上がり、ステージ左右からファンキー加藤とモン吉がそれぞれ飛び出してくるともう止まらない。アルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」でも1曲目に収録され、アルバムに勢いを与えるメロディーは、メンバーと同世代でもある40代のおっさんの加齢を巧みなワードチョイスでカラッと笑える歌に構成された「乙Sound」がツアーでもスタートからの盛り上げ役を担う。